かなりマイナーですが、私は00年?<ザ・カップ/夢のアンテナ>を紹介させて頂きます。
チベットの僧院で修行中の少年達。私語もなく黙々と修行に励んでるかと思えば、
読経中に悪戯はするわ、賭けはするわのお茶目なやつら。
そんな彼らの心を捉えて離さないのがサッカー。
深夜に抜け出しては民家でTV観戦。
それを戒める先生もまた密かにサッカーファンであるのが笑える。
必死にレンタル料をかき集め、いざワールドカップの観戦と相成るも、突然の停電!?
イマイチ演技に流暢さがないのは、全員実際に修行僧だから致し方ない。
随所でクスクス笑える素朴な映画でしたが、
最後に総院長が垂れた深く含蓄ある説法や、
中国とのいざこざから未だに抜け出せないチベットの現状なども盛り込まれており、
単にケラケラ笑うだけの映画だけには留まっていませんでした。
下の方も回答されてますが、今年公開された<アザー・ファイナル>も良かったですよ。
横浜でW杯の決勝戦が行われた日、ブータンで行われた「ドベ決定戦」。
戦ったのはブータンとモントセラトという国。
モントセラトって何処?実はカリブ海に浮かぶ島国である。
力量では世界の強豪にはとても敵わないものの、
サッカーに対する情熱は純粋なもの。
横浜競技場にはスピーカーが528個もあるが、ブータンのそこにはたった二つだけ。
「しかし、ゴールの数は同じ二つだ」と言う関係者。
サッカーを愛するのに、スピーカーやスポンサーの数は関係ない。
球を追う選手も応援する観客も、本当に「♪HOT HOT HOT」だ。
試合直前になって選手が病気に感染したり、審判が見つからない
といったアクシデントの末、ようやく行われた逆決勝戦。
優勝カップが××されているのを見て、この試合の真の意味が判った。
不名誉とも取れる最下位決定戦に応じたのは何故か。
「名も知らぬ相手国への理解と友好、
そしてサッカーの発展を押し薦めるため」と答えた関係者の言葉が熱い。
世界各国がこうした精神で臨めば、戦争などという悲劇は決して起こらないのに・・・
ふろむFANFUN変酋長
お礼
回答ありがとうございますm(__)m「夢のアンテナ」楽しそうです♪実際の修行僧が出てるとこにも惹かれます!ブータンとモントセラトの最下位決定戦が行われた事は知ってましたが関係者のそんな気持ちがあったとは知りませんでした・・・・・。