小曲、とありましたが、やはり演奏会のオープニングとかアンコール用ということでしょうか。
演奏時間が比較的短いものですと、
ベルリオーズ:ラコッツィ行進曲
などは驚くほど簡単で初心者でも間違いなく演奏可能です。弦楽器からも異論は出ないでしょうからアマチュアの演奏会に適していると思います。ただしこの曲は正規のプログラムというよりもアンコール用と考えたほうが無難です。
シベリウス:フィンランディア
これも驚くほど簡単で演奏効果の挙がりやすい曲ですので、オープニングなんかには最適です。ブラスバンドなどでも編曲版でさかんに演奏していますので少々新鮮味に乏しくなるきらいがありますが、弦に初心者の多いオケでも大丈夫ですので都合の良い曲です。
シューベルト:ロザムンデ序曲
曲自体は(個人的には)あまりピンとこないのですが、こちらもホルン4管で、且つ弦が比較的平易という曲です。オープニング用に良いと思います。
リスト:レ・プレリュード
こちらは上記の作品に比べると、ほんの少しだけ弦の難易度が上がりますが、アマでも充分演奏可能です。古典派や初期のロマン派の作品に比べ金管の目立つところが多いですので、金管楽器奏者の楽しみとして、たまにはこういう曲を推しても良いのではないでしょうか。弦の顔色ばかり窺っていては面白くありませんものね。
グノー:バレエ音楽ファウスト組曲
こちらは組曲ですので演奏時間等からすると質問者様の希望に合わないかもしれませんが、全曲やらなくても抜粋でも良いと思います。第1曲のワルツは有名ですね。これも弦は易しいです。
同じ観点から、先に挙げたシベリウスのカレリア組曲なども、アマオケ御用達の曲ですね(もう演奏されたでしょうか)。
エルガー:威風堂々
これも有名作ですね。
何か弦楽器の技術的な面ばかり配慮したような選曲になりましたが、私のいたアマオケでも弦楽器が「ノー」と言えば終わりという状況でしたので、どうしても弦楽器偏重になってしまいます。質問者様のオケでは弦楽器の許容範囲が広いようなら、思い切って難曲を提案しても面白そうです。
編成の問題(頭数が揃うか)がありますが、エキストラで贅沢が出来そうなら(且つ演奏会場でオルガンが揃えば尚可)、レスピーギのローマの松も良いですね。確かに難しいですが、アマオケでも練習次第で可能です。(小曲の範疇には入らないか)
大して役に立たない内容をグダグダと書きまして失礼しました。
お礼
またまたご回答ありがとうございます!!そして私のお願いに答えてくださってありがとうございます♪ たくさんの曲と、ご解説も頂きまして、本当に嬉しいです。 フィンランディアは、うちの楽団でも過去に数回演奏しているようなんです。一度聴いたのですが、あまり好きじゃないかも。。シベ1はとってもやりたんですが。 威風堂々は中学のとき吹奏楽で一部演奏しました。懐かしいです・・・またやりたいな☆ 他の曲は知らないので(^_^;)音源手に入れて聴いてみたいと思います! 選曲は弦楽器が「ノー」と言ったら終わり・・・なんですかね??裏事情はよく知らないです。。 普段、弦楽器の方々とは練習で接することがあまりなく、何となく恐れ多くて、飲み会に参加する人以外とは深く喋る機会がありません★また私はスコアを見ても弦楽器のことを考慮する頭がない(木管もあまり・・・?でもアマオケの木管は上手な人が多いような)ので、弦楽器の方の貴重なご意見をいただくことができてとてもありがたいです。 重ね重ね、どうもありがとうございましたm(_ _)m