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●大手漫画誌の新人賞で強力な秀作が送られ、
●大手漫画誌の新人賞で強力な秀作が送られ、 審査員の漫画家に抹殺されるということはありえますか? わかりやすく言うと若い芽は摘んでおくというやつです。 タイプが似ている漫画家から見れば、 いずれライバルになるのは必至ですから(食われる可能性もある) 以前自分、新人賞に投稿した作品の表紙をその雑誌の漫画家に、 丸パクリされ落とされた経験があります。 寸分たがわないほどの表紙パクリぶりでした。 漫画家の大家も人間。 自分とスタイルの似た作品の秀作を見たとき将来危うい立場に立たされるわけで、 そういう作家は消しておいたほうが無難に感じるのですが・・ (or他の雑誌社に流したほうが) 全てとはいいません。 その漫画家が編集より力を持っている場合特に。
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- tama80ji
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はじめまして。 「抹殺」はないでしょう。 どちらかと言えば「窮して」でしょう。 但し、この手のパクリは日常茶飯事の世界でもあります。 大家まで行かなくても連載を抱えている作家はそれだけで窮々です。勉強する、アイデアを熟考する、レイアウトを考える暇はほとんどありません。 なので、結構アマのものをパクる人はいます。 まぁ、モラルとプライドの問題なので、どれだけ窮していても絶対やらない人もいますし、同業者からでも平気でパクる者もいます。 もちろんプロ同士のもののパクりは指摘されれば問題化はします。明確な著作権法違反行為なので。 もっとも中には恥も外聞もなく有名な作家のモノマネ絵でプロとして活動しているバカヤローも少数ですがいますがね。これらの作家は人気はあっても同業者間ではかなり軽蔑されます。 ところが対象がアマであれば問題とはなりません。 この世界は最初にやったもの勝ちなので、当然プロの方が優位になります。された方は泣き寝入りです。 昔、アマの同人誌を丸パクリした作家もいました(今もいるかもね)。 問題化したかと言うと、まぁ業界内でその同人誌を知っている間だけで話題になった程度です。もちろんパクった方は非難対象とはなりますけど、それ以上の展開はありません。 と、言うのも現行の著作権法では、アマの作品でも著作権はその作家にあることは認定していますが、保護の対象はあくまでも商品化されたプロの作品であることが前提となっているせいです。 それだけプロとアマの格差はあります。 コンテストでは事実上「抹殺」は不可能です。他の雑誌のコンテストに投稿すれば良いだけですからね。 それよりも効果的な「抹殺」方法は受賞させて、仕事は与えない。飼い殺し状態にする、ですね。これが一番。但し、コレは作家側からどうこう出来ることはありません。むしろ編集側で勝手にする場合です。 個人的怨恨で編集長が、某作家をデビューをさせたけど一切仕事は差せず、止む無くその作家は改めて別の雑誌で再デビューして人気作家となったと言う業界内では有名な例もあります。 この個人的怨恨の対象はこの作家が問題ではなく、この作家がアシスタントをしていた大御所作家に対してのものでした。「あいつの元でアシスタントしている奴は、デビューはさせるが、仕事はさせん」だそうです。 まぁ、編集長の権限は強いですからね。 もう一つの「抹殺」方法は作家が、その対象者をアシスタントとして雇って故意に締切をぶつけて、その対象者が自分の仕事が出来ないようにすることです。この場合はその作家の編集もグルになることもあります。 これは達者なアシスタントほど「やられます」 もちろん全ての作家がこんな卑劣な手段を採るわけではありませんし、その動機も「出る芽は潰す」と言う嫉妬からではなく、「抜けられたら自分が困る」との作家側の窮状からです。 当然担当も現行作家の方が大切です。なので協力します。 当方は質問者のパクり疑惑を鵜呑みにしているワケではありません。中にはプロの作品を「自分のパクリ」だと詐称、誤解(アイデアやレイアウトには制限もありますし、同じ人間が考えることなので偶然似ることもあります)するタイプのアマもいます。そのタイプも多々見てきました。 が、プロの中にもこのような問題は厳然と存在するのも事実です。 アドバイスとしては他の雑誌に投稿しようね、しかありません。 むしろそんなプライドもない作家がいるような雑誌でデビューを果たしても、前述の手段で飼い殺しにされる可能性もありますよ。
お礼
はじめまして!回答有難うございます。 抹殺・・と言う言葉はちょっと行き過ぎたかなと思いました。 その作家の作品を「没」にするといったほうが正しかったですね。 以前は言われるようにネットという情報機関がなかったので、 新人賞に応募された中の作品のワンフレーズや大まかな内容をプロがパクっていたと聞きました。 ただ現在は自分の作品をまず自分のホームページで公開して投稿できるようになったので、 プロがアマの内容のパクリは出来なくなったと思います。 ただ絵に関しては微妙なんですよね・・・ 自分なりに工夫をしパクルことは可能だと思います。写真集など。 でもこれは以前からプロも「やっている」と公言していること。 アマがプロの作家を丸っきりトレパクして作品作りしてしまってはまずいと思うのですが・・当然プロも 自分の表紙の場合も丸パクリでしたからね・・プロの作家が。映画化までされたほどの人物です。 寸分たがわず・・誰が見てもパクリと分かるぐらい ネットが普及する前の話。 ただ言いたかったのは、自分がやられて悔しかったというのではなく、 ○ある雑誌社の専属で編集より力のある大家が漫画賞の審査員をしていて、 自分とタイプの似た自分より実力のある新人投稿作家を見た場合、 性格の悪い人だと「没」にし、ライバルとなることを避けるのではないか・・○ と思ったのです。決して自分のことをいったわけでなくて、 そういうパターンもあるんじゃないかって。 将来ライバルになり同じ雑誌で食われてしまうのですから・・ 「どうぞ、よそに行ってください」といった具合。 編集の人にとっては逸材をよそに取られたまりませんが文句の言えない大家の場合、 それを黙認するかも・・と思ったのです。