「バルス?ナニソレ」
彼女のことです。
先日のラピュタの放送に付随して起こったバルス祭りについて彼女に話したところ、
「バルスって、なに?」って聞いてきたんですよ。
「ラピュタだよラピュタ。最後の方で滅びの呪文で『バルス!』って言うでしょ?」って言ったところ、
「知らない。あたし、天空の城ラピュタって一度も観たこと無いモン」って言うんです。
連続ドラマやサスペンスは大好きだけど、映画そのものはあまり興味がなく、僕と付き合う前までは有名な映画でもほとんど観たことが無い人だったそうです。
有名どころの映画で観たのはタイタニックとトップガンぐらいで、ターミネーターもスターウォーズもバック・トゥー・ザ・フューチャーも全シリーズ物1本も観たことがないって言ってました。
宮崎アニメの最高傑作と思う天空の城ラピュタを観たことがないって、日本人としてダメだろと思う反面、
みんな観てるから観るべきと考えるのもおかしい。せっかく今まで観たこと無いんだから、これからも引き続き観ずに、世にもレアな「天空の城ラピュタを観たことがない人間」としての人生を歩むのも他の人が真似できない貴重な経験なのかとも考えます。
僕がラピュタを「一緒に観よう」と言ったら観ると思います。
ラピュタ、彼女に観せるべきでしょうか、それとも観せないべきでしょうか?