一応は、イヤーモニターシステムですね。
本来的には、バックバンドの演奏や自分の声を、ステージ上のどの位置にいても適正なバランスで聞こえるようにするシステムです。
昔は(今もこっちが普通だが)、モニタースピーカをステージ上に置いて、そこから全体の音が聞こえるようにしてました。
最近よく見るようになったのは、ただ単に「最近流行ってるから」ってだけです。モニターシステム自体は数十年前から有ります。
ただ、少なくともテレビの歌番では、生演奏も「振り」だけで音は出してない場合の方が多いくらいなので、その意味ではカラオケを流して口パクタイミングを合わせているケースは多いでしょう。
ただ、テレビ番組の口パク自体は、十数年前から普通の事です。
歌詞を間違えないように…は、結果論としてはあるかもですが、わざわざ最初からそれを狙ってイヤホンから歌詞を流すってことは無いでしょう。
本当にうろ覚えだったら、耳から流れてそれから歌っても間に合わないじゃないですか。
かといって、実際に歌うよりちょっと早めに聞かせたら、今度はメロディが釣られてズタボロになっちゃいます。
だから、イヤホンで歌詞のサポートは有り得ません。
だけど、歌詞のサポートがないと歌えない奴は、これもプロでも昔も居てました。そういう人には、アシDさんがカメラ何移らない所から特大カンニングペーパーを見せてます。これも昔からスタジオではよく見る光景です。