長文です。石川遼のマスターズ特別招待について
毎度皆様にはお世話になります。
今朝ほどマスターズ委員会が今年の「特別招待選手」として石川遼を内定した、と報道がありました。
自分はアンチ石川遼ではありませんがこの招待(内定)について皆さんはどう思われますか?
招待選手は昨年末の時点で既に決定(今年は松山君のみ)され今年の1月に10名程度増やす事も発表されていましたがなぜこの3月に石川遼だけが「内定」を受けるのでしょう?
初回(2009年)の参加時は確かにあの活躍でしたからわかる気もします、そして2010年は前年の日本の賞金王、そして2011年は前年末時点世界ランク50位以内、と言う明確な参加資格で出場しています。
ところが今年は規定のランク(昨年末50位以内)にも入れず現時点でも確か53位くらいだったはずです。
マスターズ出場へ残された道はこれからの3試合で世界ランクを上げる事のみが唯一のチャンスと思っておりました。
マスターズ委員会の特別招待の推薦基準の一つに「特別な成績を上げた者」とありますが果たして彼は該当する資格があるのでしょうか?
昨年も国内海外を含め未勝利、さらに国内賞金ランクも3位です、確かにプレジデンツ含む海外試合にも参戦しておりますが目だった成績は1戦(4位が最高)程度だったはずです。
過去の参加例(片山と谷原)で言えば今年はランク2位(1位は韓国ですから)の高山プロ(2勝しています)でもおかしくないですしもっと言えば世界の強豪(マキロイやウェストウッドも出場)が出場したワールドカップ(池田プロも出ました)の日本代表平塚プロが選ばれてもおかしくないと思います。
現に平塚プロはアジアンツアーでも相当な成績を残しており昨年の国内賞金ランクも9位です。
にもかかわらず「石川遼を内定」と言うのはどうにも理解に苦しむのです。
思えば初出場の際も日本の某TV局が強力な圧力かけ出場させたと噂されましたし・・・・
今回の件(内定)も何か圧力的なモノがあったとしか考えられないのです・・・現に昨年の成績を、と言う事ならとっくに招待状がきてもおかしく無いですから・・・あと約1ヶ月でマスターズながら未だランク圏外にいる彼の為に「何か」があったのでは?と言う気がしております。
それにそこまでしてマスターズ出場(夢は優勝)を望むなら難しい(スポンサーや協会の関係)とは思いますが早々に国内に見切りをつけ海外フル参戦を表明した方がいいと思うのです。
今現在の海外参加試合も殆どが主催者推薦ですしそれにスポット参戦でいきなり好成績を上げると言う事は彼自身も疑問を持っているはずです。
内定した、と言う事は今年はたぶん選ばれるし出場もするでしょう。
ただ「石川遼クンよ・・・そのままでいいのかい?」と聞きたいです。
冒頭にも書きましたが私は「アンチ石川遼」ではありません、逆に将来のゴルフ界を背負うスーパースターだと思っています。
「それなりの大きな目標」があるのなら特別招待と言うモノに期待せず自身のゴルフに対する取り組み方を今一度考えそして「実力」で参加資格を勝ち取ってもらいたいのです。
皆さんはどうお考えでしょうか?