>暖房器具
何処に、どれを置くといいでしょうか。
遠赤外線ストーブ・・・
電気ストーブ・・・
セラミックファンヒーター・・・
↓
何れも、電気熱源の暖房器具ですので、1kwhあたりの電気代【維持費】は平均的な電気契約家庭で23円程度、効率もCOP【エネルギー消費効率】1.0です。
ex、
600wの電気暖房機を1時間使用/日の電気代の目安
0.6kw×23円=13.8円/日となります。
後は、発熱体の違い、熱伝導の方式による暖感の違い、出力kw【暖房能力】、サイズやデザイン等で選択する事になります。
◇遠赤外線電気ストーブ
セラミック(珪石や人工的に作られた素材)や金属板にセラミックコーティングした物を約230度前後に加熱して遠赤外線を多く含んだ熱線を出し、輻射・反射や対流・強制対流で熱移動させる機器。
※遠赤外線:波長が長く、直進して身体の中の温点にまで到達するので、日向ぼっこ感覚で身体の芯からポカポカ暖まる。
天津焼き栗や石焼芋が、中までホクホク美味しいのは→石【セラミック】や炭で遠赤外線を発生させて過熱しているからだと言われています。
従来の暖房機では近赤外線が利用されているが、これは遠赤外線よりも波長が短く、身体の表面を刺激して暖めるが大半は反射してしまうので、発熱体と離れると熱を感じなくなる。
◇電気ストーブ
ニクロム線やシーズヒーターを加熱して近赤外線を発生させる。
その熱を自然対流(暖かい空気は比重が軽くなり上昇し、暖房されていない空気が入れ替わって落下してくる)、または反射板で前方へ放出する。
発熱体が温度上昇するまで時間が掛かる、ファンで強制的に送風しないので、離れた所には温風が届き難い。
◇セラミックファンヒーター【別名、半導体ヒーター)
PTCヒーターとも呼ばれ、自己熱保持管理型?の特性を持つ。
セラミックを利用した発熱体をハーモニカ状に形成したヒーターであり、通電すると電気抵抗が少なく<導体>速効で230度に達し、温度が230度近傍になる電気抵抗が強く<絶縁体>なり、それ以上の温度にならない自己管理をしてくれるのでスピード発熱・遠赤外線・安全安心が特長である。
そして、強制対流(送風ファン)により、遠赤外線の直進性に加え、さらに送風ファンで離れた所へも温風が届くようにした機器である。
従って、間取りや使用時間、インテリアとの関連、価格予算等から適材適所は個人の感性で選択されても特段の支障はありません。
強いて選ぶなら<私見ですが・・・>
◇脱衣場:セラミックファンヒーター(速暖・ポカポカ感・安全性)
◇トイレ:遠赤外線ストーブ(速暖性・遠赤外線効果・無風無音)
<注>トイレは狭い事と使用時間の短さ、暖房便座である程度は暖かい、それとコンセントの電気容量から→トイレヒーター等の小電力型の電気ストーブしか使えない場合もあります。
お礼
遠赤外線ストーブ・・・ 電気ストーブ・・・ セラミックファンヒーター・・・ 言葉としては知っていても、特徴が分かっていなかったので、 詳しく説明をしていただきわかりました。 例年にくらべ、暖冬気味なのですが、 本格的な寒さが到来する前に購入しようと思います。 本当に有難うございました。