香港には今後も世界遺産になるようなところはないと思います。
なぜなら香港は常に変化し発展することによって生き抜いてきた街だからだと思います。
もちろん、いくつかの英国植民地時代の建物など古いものも残っています。
総督府は英国の頃にある様式に、日本占領時代に日本の民族主義的な帝冠様式を無理やりくっつけたものですが、時を経た今はそれなりに溶け込んでいます。
香港はもし、「金融都市モデル賞」「建築デザイン集積賞」みたいな物があれば何十年も前から、毎年世界のトップ5ぐらいには常に入る事が出来ている稀有な街ではないでしょうか?
香港の街の中心軸にある香港上海銀行は、世界で最も高い建物を目指していました。(高さでなく単位面積あたりの金額です。)
国際的なノーマンフォスターやI.M.ピー等の建築家によるビルが一望の元に見ることの出来る待ちは早々にないかと思います。
空港も国際的な空港を評価する調査で、開港以来毎年1,2位あたりを維持しています。飛行機を降りたときから街に出るまでに段差がひとつも経験する必要がなく、ベビーカーと大型荷物を持っていても狭いエレベーターがちょっとしかないようなどこかの国際空港と違い、ビルの上下に移動するのにもスムーズです。
MTRも路線の乗換えが便利に出来ていて、主要名乗り変えでは乗り換え後にどちら方向に行くかによって、乗り換える駅を選べばホームの逆側に乗れば良いようになっています。
良いところはガイドブックにたくさん載っていますが、この様な都市としての機能性や面白さ満載みたいなところも香港の見所だと思います。
お礼
ありがとうございます。 なるほど、世界遺産てきなものは期待できないですが、魅力的な街であることは間違いないですね。