まず、問題が寿命だけですかね?
プラズマはコスト的にどうかなと思いますけどね・・・何せ、メーカーさんでさえ今のプラズマは主流になるどころか、売れているのがびっくりというぐらいの荒削り品ですからね。
プラズマは確かに画質面でブラウン管に近い品質があります。ただし、ブラウン管ほどの解像度がないため、実際にプラズマとブラウン管テレビを比べると明らかにプラズマが劣って見えるのです。解像感に欠けるのですよ。
次に、プラズマは消費電力がブラウン管のディスプレイより高くなり、発熱量もブラウン管より高いレベルとなります。大きいためなおさら発熱は大きく暖房にもなるかも・・・
これが一番の欠点となります。プラズマはプラズマ放電を用いるが故、いわゆる蛍光灯がたくさん集まっているような物で、発熱も大きく消費電力も高いという欠点があるのです。リーク電流の割合もまだ高いですからね。
これは、液晶に対して正反対の欠点となります。
耐久性は、通常のテレビ並み以下と考えるのが妥当です。また、ドット抜けが液晶と同じく希にありますので、ご注意を・・・
ちなみに、液晶にはこれとは逆の利点と欠点があります。画質がまだ甘いのが液晶です。それでもここ1~2年でシャープの液晶などはかなり改善していますが、画質はプラズマやブラウン管に若干劣り、尚かつ解像度も低めです。
ただし、消費電力はブラウン管の3割~5割の範囲で省エネ、維持コストも安く、耐久寿命も長いのが特徴。なぜなら、液晶素子は自らが発光しないため経年劣化が少なく、バックライトの交換でさえも数万時間単位となりますからね。経済性で買うならこちらの方が遙かに次世代らしいテレビといえます。(ちなみに、プロジェクションTVも液晶技術を利用した物となります)
まあ、さらに先に進むと来年あたり新世代のテレビの販売ラッシュになるかもしれませんけどね。有機EL液晶やFEDの登場が来年以降量産を目指しているようですけどね。ただ、液晶・プラズマの普及によっては、テレビ市場への投入はキャンセルになるかもしれませんが・・・
よく吟味して買いましょう。ついでに、現状で地上波デジタル放送に正式対応したテレビは東芝が出荷しているハイビジョンテレビのみで、尚かつソフトウェアのアップグレードをした場合のみ対応する設計となっています。その他のメーカーは今テレビを買っても別途デジタルチューナーが必要となります。高い買い物をする場合はご注意を・・・フル対応テレビが本格登場するのは夏以降でしょうから、フル対応テレビ目当てで買い換えるなら今はまだ時期尚早ですよ。
お礼
新しいものにすぐとびつくのはよくないということがわかりました。プラズマディスプレイの最大の利点はやっぱり薄くて軽量だということだと思うんです。現時点で、おっしゃるとおり、液晶は何だか絵がにごってるようできれいじゃないのに、高価ですよね。だから液晶を買う気にはなれないのです。十分に吟味してから買うことにします。どうもありがとうございました。