「人気テレビ番組の文法―見る人・出る人・作る人のために」とかいう本。よさげです。
次に私のセロリを800字で書きます。
講演会を撮る場合
○最望遠で講演者の顔が画面いっぱいになる位置に三脚をセットする。講演者の表情が命です。
○重要なのは話!明瞭に録る!残響の多い会場だと言葉が聞き取れない録音になりがち。音響の人に頼んでライン音声を分けてもらう(プロの音声は出力が大きいのでミキサかアッテネータを咬ませて家庭用ビデオの音声レベルにする)ドライな音(直接音)になるのでカメラマイクの音声とミックスする。簡単で失敗が無いのは会場のスピーカーに向け専用のマイクを立てる事です。ライン録りほどクリアではありませんが、エアマイクも兼用できるので自然で良好な結果が得られます。
○切り返しの聴衆の映像が無くてはさみしい。厳密なタイミング合わせは不要なので、できれば2カメで撮り聴衆のリアクションをインサート編集するとグッと盛り上がる説得力のあるビデオになる。
イベントを撮る場合?大学生だから学園祭の模擬店とか撮るのですか?
○手持ちで、広角で寄って撮って、強い画を撮りましょう。漫然と撮った映像は「たまたま写っただけ」の映像になります。キャッチーな映像を頭に持って来るのがセオリーです。視聴者の興味をワシヅカミにしたら。会場全体をロングで撮りタイトルをのせます。
○ト書き(例えば「売り物のワタ飴をヅラにする吉田」とか「落としたタコ焼きを拾い食いする佐藤」とか)のできるカットを撮る。
○アクションの一連の動作を撮ってワンセットです。例えば、車に乗り込むシーンならドアノブに手を掛けドアを開けシートに座りドアを閉めるまで。一部分しか使わなくても撮って無くては編集できない場合がままある。
○捨てカットを撮る。のぼり旗や、花壇の花とか、あまりTPOに関係なくインサートできるできるカット。