09バイオなんて無いよってのは他の回答の通り。シマノのリールは大体3年おきにモデルチェンジするんでね。アルテはADを挟んだせいか4年になったけど。
んで、08が評判悪いってのは初めて聞いたけど、05バイオが非常にコストパフォーマンスに優れていたから評価が高かったのは事実。だけど、途中で価格改定してちょっと値上がりしちゃったけどね。んで08バイオが値段が上がった割りにそれだけの性能向上があったと言い難い部分があって、そのせいで相対的な評価が低いってことはあるかもしれない。
でも悪くはないよ。両方使ってるけど。
08と05の大きな違いは、08がAR-Cスプール、マシンカットハンドルでマスターギアねじ込み式、ボディのネジが左側、05はスプール軸受けがボールベアリングってところかな。ボディのネジの方向はまあ良いとしてそれ以外の点については、AR-Cスプールはトラブルが少なくて飛距離が出るし、マシンカットハンドルはワンタッチハンドルよりガタが少ないし、マスターギアねじ込み式だとワンピッチショートジャークでハンドルネジが緩むことがない。一方でスプール軸受けがボールの方がドラグが効いた時にスプールが滑らかに動く。この辺と価格との兼ね合いでどっちを選ぶか決める問題であって、自分が今買うなら(つうか持ってるけど)AR-Cスプールとマスターギアねじ込み式のマシンカットハンドルという二点で絶対に08バイオだね。
型番の記号はシマノのサイトに解説があったはずだけど、CってのはCompactのC。つまり本来のボディよりも小さいボディサイズって意味。どういうことかと言えば、例えば元々は3000番のボディは2500番のボディよりも大きい。そこで2500番のボディに3000番のスプール容量というのがC3000という型番。だから3000とC3000ではC3000の方がボディが小さいってこと。ちなみに3000というのは3号のナイロンラインが150m巻けるという意味。2500なら2.5号が150m。これはシマノの話だからダイワとは違うよ。
Sってのは浅溝スプールのこと。つまり、ShallowのS。PEラインの場合、ナイロンに比べて3倍から4倍の直強力があるから細いラインが使える。そうすると標準のスプールでは糸巻量が多すぎるので減らすために浅溝にしたスプールってこと。だから基本はPEを想定している。もちろん他のラインでも構わないけど。
ところでC3000Sと2500は糸巻量が一緒。3000Sなら2500と糸巻量が一緒でもボディが違うんだけど、Cになっちゃうとボディも一緒なんだからじゃあ何が違うんだって言うと、ドラグ容量。つまり、型番が上の機種の方がドラグ容量が大きいので、糸巻量を単純に減らしてもドラグ容量はそのままにしてあるのでそこに違いが出るってことだ。
Rってのはダイワの話だね。ダイワの場合は型番のルールが全然違うんだけど結構ややこしい。説明がめんどいのでRの話だけすると、型番が上の機種のボディに下の機種のスプールとローターを付けた物だったはず。だから2500Rと言えば、3000番のボディに2500番のスプールとローターを付けた物。シマノのCの逆を行ってると思えば良いかな。
例えばシマノの2500番はダイワの2500番より少し小さい。ダイワの場合はスプール容量で数字を決めているわけではないのでちょっと分かりにくいね。
まあ実際選ぶときは、カタログとにらめこして自分の要求に合ったスペックと価格帯のモデルを幾つか候補に挙げた上で、お店で実際に触ってみて店員と相談して選ぶってのが王道かな。
お礼
回答ありがとうございます。 スプールを換える事でいろいろ応用できるんですね。 参考になりました。