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速いCPUは T?SP?
軽くて、かつ、できるだけパワフルなノートPCが欲しいのですが、インテルのCPUの型番がいろいろあってよく分からなくて困っています。 今注目している中で、最速と思われるモデルが、それぞれ ・VAIO Type Z が T9800 (2.93GHz) ・Let's note F が SP9600 (2.53GHz) ・Dynaboook SS RX2 が SU9300 (1.20GHz), となっているのですが、単純に VAIOがDynabookの2.5倍速いと思っていいでしょうか? よろしくお願いします。
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CPUの性能(動作周波数、クロック)は、CPU倍率×ベースクロックです。 FSBはベースクロック×4(Pentium4以降)で、L2キャッシュやメインメモリとのデータ転送率(速度)と考えて下さい。 L2 3MB/1.20GHz/FSB800MHz の場合、ベースクロックが200MHz、 CPUの動作周波数は 1.2GHz=200MHz×6.0倍、 処理の工程で一時的にデータを保管する作業場が、CPUからのアクセスが早い順にL1~L3キャッシュ、メインメモリ、HDD。(厳密にはキャッシュメモリは命令やデータのアドレス管理などになる) 処理の速さは、CPUの計算能力の速さ(=1.2GHz)、データをやり取りするキャッシュやメインメモリとのデータ転送率(FSBやメモリ性能(DDR***))、一時作業場の広さ(キャッシュ容量、メモリ容量、仮想メモリ容量)、を組み合わせた総合的なものになります。 メモリの性能がFSBに追い付いていないと遅延が発生しますし、CPUだけを見る場合でも、キャッシュの容量、転送率が大きければそれだけ処理がスムースになります。かといってCPUの動作周波数が遅いとCPUに処理負荷がかかる作業ではその分だけ遅くなります。 動作周波数を主軸に考えていいのですが、処理する内容により、どこがボトルネックになるかが変わってくるため、処理全体の速さを一概に比較できないのです。また、今回3つとも45nmのため触れていませんが、プロセスによる差もあります。 性能をはかるベンチマークが(π計算など)何種類もあり、それぞれでスコアの比率が違ってくるのはこうした理由があります。 結論:CPU自体のパフォーマンスは基本は動作周波数(SU9300の場合1.20GHz)だが、これだけに依らない(単純比較はできない)。
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- CMLT
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速さは単純にCPUのクロックだけで決まるわけではありませんし、 何を基準にするかでも変わってきます。 動画のエンコード等であれば、クロック依存率は高いですが、AMDのように支援機能が付いているコアの方が有利ともいえます。ウィルススキャンなどキャッシュが効くアプリケーションではキャッシュが大きいほど速い、ということになりますし、データ転送率や処理もFSBやメモリに影響されるので、何をするかによって、速いの定義が変わってきます。 ・T9800: 45nm/L2 6MB/2.93GHz/FSB1066MHz/TDP35W ・SP9600: 45nm/L2 6MB/2.53GHz/FSB1066MHz/TDP25W ・SU9300: 45nm/L2 3MB/1.20GHz/FSB800MHz/TDP10W 御覧のようにSU9300だけが見劣りします。単純に性能だけなら数値以上の差があるでしょう。しかし、処理全体で見れば、CPUに依存する部分以外の処理もあれば、CPUの性能をフルに利用できるわけでもありません。当然差が全く体感できない場合も多いでしょう。 他にも不要なサービスや常駐の多いPCは重くなります。 省電力ならDynaboook、軽くてパワフル(どの程度必要か?)といってもLet's noteで十分という見方(色々だとは思いますが)もあるでしょう。
補足
ありがとうございます。 > 御覧のようにSU9300だけが見劣りします。 ということは、FSBというのが CPU自体のパフォーマンスと思えばよいでしょうか?
お礼
ありがとうございます。 難しいのですね・・