お気持ち良くわかります。普通に友人や同僚に「どんな音楽聴いてるの?」なんて尋ねられて答える時も気が引けますよね。堂々と(ホントは言いたいですけども)は言えませんから、か細く「クラシック音楽を・・・」と答えるのですが、それまでの相手の表情が変わり、「ふぅ~ん」という返事で会話はそこでストップ・・・なんてことが私もよくありました。(T_T)
「クラシック音楽を聴いている」なんて言うと、まず「自分とは違う世界の人間」だと思われて、相手から話題にされることなんてほとんど無いですから。(相手に悪気はないことは重々承知していますが)
普通の人は作曲家の名前も学校の音楽の時間に習ったきり、曲自体もテレビのCM等で耳にするくらいですから、無理もないですよね。最近は、「のだめ」や「フィギィア・スケート」の影響もあるようですが、本格的に「趣味」として聴いている方は、まだまだ「まれ」だと思います。
一応、「コンサート批評」「コンサートレビュー」という言葉で、検索するとヒットはしましたので、もしよろしければ覗いてみて下さい。ヒットしたものの中にご希望に沿うものがあると良いのですが・・・
このあとのコメントは求めている回答にはならないかもしれませんが、そんなに自分の感じ方と他人の評価を気になさらなくてもいいと思うのですが、やっぱり何か「これが良い演奏だ!」という判断基準みたいなものがあった方がよろしいでしょうか。
自分の場合も、クラシッ音楽を聴き始めた頃の状況としてはBachelorM さん同じだったので、いろんなオーケストラや演奏家のCD、生の演奏を聴いて経験を積んだ結果、自分なりの好みや考えが持てるようになりました。
たぶん、BachelorM さんも、ある曲で一番気に入っている演奏のCDがおありになると思いますが、それとテレビやラジオで聴かれた演奏を比較されて見て、「ここが良かった」「ここはダメだな」などと判断されても良いかと思います。
その捉え方が間違ってるとか、正しいとかなんて、基本的に関係ないと思います。
私自身も最初は権威主義的な聞き方をしていましたが、今ではどんなに有名な音楽評論家の意見だろうと、そのまま鵜呑みにすることはありませんし、同調出来ないこともあります。
(「レ○ード芸術」誌の新譜評は、まず、読みませんから。(^ ^) )
逆に「こんな考え方もあるんだ」とか「こういった演奏もアリかもなあ」という嬉しい発見みたいなこともあります。
百人いれば百通りの解釈が成り立つ可能性があるわけですから、基本的にその演奏をどう解釈しようと私は自由だと思います。
(生意気な事を言ってすみません・・・ ( >_<) )
お礼
遅くなってしまいましたが、アドバイスをありがとうございます。とても力づけられました。 昔谷崎潤一郎が書いていたのですが、踊りや三味線の目利きになるためには、いろいろな方法があるが、自分自身がそれを習ってみるのが一番の近道だという趣旨のことを述べていました。なるほどと思います。 音楽の場合だとピアノかバイオリンなどを習ってみればよいのかもしれませんが、実は私、結構な年なもので、それもなんですので、おっしゃるようにたくさん聞くしかないのかもしれません。 最近は、YouTube とかにこにこ動画などを活用して、一つの曲をいろいろの奏者で聴き比べるのも一興かと思っています。