英語のロックバンド

質問

ハードロックバンドでボーカルしてます。
バンドは英語詞でオリジナルを作成中です。
そこで、英語でロックするのは確かにカッコイイとは思いますが、ある知人には「マーケットの問題もあるし、日本語の方が良いよ。」と指摘されました。
勝手なこととは思いますが、今、日本でハードロックを英語でやる、ということはどういうものなのでしょうか？
ライブで場数をこなし、ファンを獲得（できれば）しつつ、進む先にはどういった道が考えられるのでしょうか?
インディーであれメジャーであれ、事務所を選ぶポイントはやはり、どれだけそのジャンルに力を入れているか、関係者との円滑な人間関係を築けるか等々あたりでしょうか？
アドバイスおねがいします。

回答No.1

TomStanton · ベストアンサー

ロックをやる上で「カッコイイ」は非常に重要なポイントです。しかし、カッコつけようと無理をして空回りしている、のは最高にダサいです。「かっこいい」と「ダサい」の境目は非常に難しく、人によって判断はさまざまでしょう。

＞ある知人には「マーケットの問題もあるし、日本語の方が良いよ。」と指摘されました。

残念ながら多くの日本人は、英語の歌詞の意味も理解していないのに曲調などのほかの要素で音楽の良し悪しを判断します。そうでない人ももちろんいますが、チャートの動向を左右するのは歌詞の意味がわかっていない人たちなのが現状です。歌詞が日本語であれば、聞き手もその内容に感動を覚えることもあるでしょう。これを逆に考えてみてください。あなたのバンドが売れたとしましょう。歌詞は英語です。歌詞にはあなたの強いメッセージが込められています。でも聞いている人は歌詞に込められたメッセージを気に入ったのではなく、曲調を気に入っただけだった．．．これでは悲しすぎます。

あなたが英語に慣れている人ならば話はまったく別ですが、日本人にとって英語の発音は非常に難しいものです。そして．．．発音が下手なヴォーカリストの歌は、やっぱり聴いてて可笑しいです。歌というのは、本来は強力なメッセージのはず。それが文法も発音も間違いだらけでは、聴いてて笑えるようでは、とてもとても人の心を動かすことは出来ません。

発音に自信があり、歌詞の意味を考えてもらわなくても構わない、と思えないのならば、英語で歌うのはやめた方がよいと思います。自分のメッセージを自分の言葉で伝えるから人の心を動かせるのだと思います。

＞ライブで場数をこなし、ファンを獲得（できれば）しつつ、進む先にはどういった道が考えられるのでしょうか?

まずはあなたがプロ志向であると仮定して話をします。ファンを増やし続けられるのならば(まず不可能です)、メジャーへの道がおのずと開けるでしょうね。あなた方が金づる(失礼)になると業界側が判断すれば、自然に声もかけられるでしょう。実際にはデモ送付、オーディション、テストなど、プロになるためのありとあらゆる可能性を自主的に模索することになるでしょうけど。でもプロミュージシャンとなる幸運を手に入れられるのは極めて僅かです。その幸運をつかんでメジャーデビューしてプラチナディスクを何枚か出せたとしても、一生ミュージシャンでいられる確率はさらに低いですよ。途中で挫折してくら～い人生を歩まざるを得なくなる可能性が高いことも考えてくださいね。アマチュアとしてやるのならば、非常に楽しい生活を送れると思います。趣味の範囲でのバンド活動ならば、一生続けられますしね。

＞インディーであれメジャーであれ、事務所を選ぶポイントはやはり、どれだけそのジャンルに力を入れているか、関係者との円滑な人間関係を築けるか等々あたりでしょうか？

あなたが「事務所を選ぶ側」ではなく「事務所に選んでいただく側」であることに気づいているものとして話をします。極端な話、こんなことはデビュー出来た後でのこと。最初は事務所も人間関係も何もありません。「どれだけ良いものを作れるか」ただこれだけが「事務所が」「あなたを」評価する指標です。レコード会社はあなたの人間性を評価するのではありません。入社試験の面接ではないのですから。必要最低限の礼儀さえ持っていればOKですよ。あ、最初は相手の横柄な態度に怒らないことも重要です。最初に会うときは、相手にとってあなたはどこの馬の骨だかわからない素人に過ぎませんから。デビューしてからは事務所の人間との交流も重要ですが、世話になるスタッフには常に感謝の気持ちを持って接するようにしてください。スタッフとの仲が悪いと、いい演奏は絶対に出来ません。

ではがんばってください。

お礼

TomStantonさん、大変ありがとうございます。
一言でありがとうございます、・・とは言い切れないほどですが。
技量も経験も何の知識もなく、常に漠然とした疑問を抱えていました。アドバイスを胸に、とにかく試行錯誤し、やれる事をやってみたいと思います。
私にはもったいないありがたいお言葉、感謝致します（泣）。
また、宜しくお願いします！