アシスト機能搭載フォールディング・ナイフについて
最近、ナイフファンの間で<アシスト・システム>という単語をよく見聞します。要は銃刀法で製造・売買・所持が禁止されている<飛び出しナイフ>(スイッチナイフとも言う)ではない、半分だけでのバネの力でブレイドが開く、別名くセミ・オートマチック>ナイフの事です。私は現在、カミソリで有名な【貝印】のアメリカ法人が現地生産した<ゼロ・トレランス0300>というナイフを所持しています。アメリカブランドであっても実は日本製といった様な、<薄利多売>では無い、日本の高度な技術をアメリカ人に伝授し、アメリカブランドのナイフは、あくまでも<MADE IN U.S.A.>で造らせるというナイフメーカーの企業姿勢を高く評価しています。ところでこういったナイフの新機能が様々なパターンで開発、生産、販売されていますが、古い時代に規制された<飛び出しナイフ>はブレイドを開くのに、ボタン等を操作してブレイドがクローズからフル・オープンするまでをバネの力で瞬時に行いますが、この<アシスト・システム>のナイフを問題視する意見が出始めています。幾らバネの力を使っているとはいえ、<アシスト・ナイフ>は明らかに<飛び出しナイフ>とは構造が違い、一括りには出来ないはずです。<アシスト・ナイフ>はブレイドがハンドルに収まっている時点で、ハンドルのボルスター付近から、ブレイドの後端部が角の様に突き出ている所を指で押す事でブレイドが30~45度の角度だけ指の力だけで開き、そこから先で初めてハンドル内のバネが効き始めて素早くブレイドがオープン、ロックされます。下品で乱暴な書き込みが氾濫している、私が大嫌いな【○チャンネル】という有名な掲示板では「飛び出しナイフだと決めつけられて、ナイフは没収、書類送検された」とか「飛び出しナイフとは断言できないので、普通にナイフの不法所持で処分された」とか色々書かれています。いずれも警察のお世話になった輩の愚痴、不平の羅列に過ぎません。何といってもいずれも無目的にナイフを不法携帯し、厳密な法律で処分されているのです。この様な違法行為で摘発された輩が幾ら掲示板に不平を書き込んだところで警察に逆恨みして、益々、ナイフの不法所持者が増えるのではと心配しています。しかも、こんな輩が増えると、たとえ今は法執行機関が、<アシスト・システム>を搭載したナイフが、完全には<飛び出しナイフ>では無く、合法だと判断していても、何年か前の通り魔事件の様に、それまで合法だったダガーナイフがほぼ所持禁止になった様に、<アシスト・システム>のナイフを使った重大犯罪が起きれば、<アシスト・システム・ナイフ>が違法化されないとも限りません。皆さんの中で<アシスト・システム>を搭載したナイフをお持ちの方がいらっしゃれば、ご意見を賜りたくお願い致します。事無かれ主義の権化とも言える日本の政治家や官僚には『ナイフが人を殺すのではない。人が人を殺すのだ』という真理が見えていません。その真理さえ見つめる事が出来るなら、ダガーナイフもただの刃物の一種でしか無い事が分かるはずです。そんな真理に対して盲目とも言える支配層に対して、目が覚めるようなご意見をお聞かせ下さい。
お礼
下の方のURLのサイクロンというのです ありがとうございました