私のも思いっきりネタバレですので、ネタバレしたくないという時後半は読まないでください。
[前半]
大局的な話の筋は原作と同じなのですがアニメオリジナルのエピソードはかなり多いです。また原作にある話でも結構設定を変えてますし、やはりNHK教育でやったアニメだからでしょうか、少女漫画のように安易にラブコメonlyにはなってませんよね。ある評論家(!?)のページでは、アニメのほうは「なかよし」の方を原作としたオリジナルアニメだと力説していましたがこれには私も賛同してます。勿論ラブコメも盛り込まれてますが、アニメの方はむしろ「家族愛」を主たるテーマとした作りになっていますし、オムニバスではあっても全78話その全体でのキャラクターたちの徐々に(精神的な)成長を遂げる様が緻密に描かれています(一番分かりやすいのは未夢と彷徨の夫婦の会話)。アニメオリジナルキャラも多いですがななみちゃん、水野先生やみかんさんは極めて重要な役割を果たしたといえるでしょう。
アニメは珠玉の名作ですね(個人的感想)
[後半]
で、ネタバレコーナーです。
原作では未夢と彷徨が救助船の燃料(おにぎり)をたくさん作り、それを持ってルゥ、ワンニャーとともに星矢の宇宙船で救助船に赴き、ルゥの両親と落ち合います。すなわち未夢、彷徨はルゥの両親と「ご対面」し、地球に戻ってくる際に星矢の宇宙船の中で告白とキスのラブシーン。未夢は両親が西遠寺の隣に引っ越してきたため転校せずに済み、ちょっとだけですが結婚式や新だぁ!だぁ!だぁ!に引き継がれるシーンがあります。ここで成長したルゥが未夢と彷徨の娘(成長した未宇)と会ったところで原作は終了です。(多少エピローグがあります)
アニメではある事情で未夢と彷徨は宇宙に行けず、地球でルゥとワンニャーを見送る事になります。最後四人で西遠寺の鐘の石段で別れをするシーンやワンニャーが宇宙船から飛び立つときに「シャキーン!」と装着したマフラーと帽子は過去のエピソード(三太と彷徨の変なカメ,さよならワンニャー)と四人の思い出を大切に大切に抱えている証拠と言えましょう。(個人的にペポは不必要なキャラであると思ってます、偏見すみません)で、宇宙に飛び立った未来がそこで叶えたものがもう一つの彼女の大きな夢、宇宙人(ルゥ、ワンニャー)と出会う事でした。最後、未夢はもとの学校に再び転校していくエピソードがエンディングテーマとともに描かれています。そして成長したももかちゃんと未夢、彷徨が娘の赤ちゃん未宇とともに、ワンニャー、ルゥと再会します。「また会おうね」→「また会えたね」
お礼
ネタバレ全然かまいません。 むしろ、これくらい詳しく知りたかったですから。 そうか・・・。アニメの方しか見てなかった(アニメを見て気に入った) のですが、なんかラブ要素が少ないなと思ってました。 ナルほどね。 原作を読むかどうか迷っていましたので、 これで読む気がわきました。ありがとうございます。