マイクロソフト製品ではよくあるのですが、すでにHDD内にそのOSやソフトが存在している状態で、フォーマットせずにインストールしても、設定ファイルやドライバ・アプリケーションフォルダの中身はそのままで、設定上、上書きしても差し支えのないようなファイルだけが上書きされるようです(詳しくはアーカイブ設定になっているファイルだけ)。
分かりやすい例ですが、私は以前officeインストール済みのところ数式エディタが損傷したので、再度インストールや修復をしても、再起動後、もう一度ワードを起動させると、また同じエラーが出ている状態のままでした。これは何度やっても同じことでした。
またMeのバックアップがアドインフォルダにありましたので、別のディスクにバックアップファイルをつくり、不具合が出たときに修復しましたが、結局何も解決しませんでした。
これは2000のバックアップでも同じことでした。最近ではクリーンインストールの煩わしさから、ノートンのゴーストを入れているのですが、2000Proでは完全に元の状態に戻るようです。
Woindowsのファイルに関する知識があり、DOS操作に慣れていて、コマンドで製品版CDから壊れているファイルを抽出して上書きコピーくらいができるのでしたら、話しは別ですが、素人には無理です。
ちなみにMeにもゴーストとクリーンスイープ、ユーティリティーズ、アンチウイルスを入れたところ、あまりにバックグランドでの動きが有り過ぎるため、リソースが35%以上にならなくなり(もちろんスタートアップ項目の削除など、出来る事はしましたが)、起動後すぐにフリーズの連続になりましたので、ゴーストはやはりNT系OSでしか使えないようです。
98が出た頃のMS担当者の話しですが、Windowsに付属している修復機能・レジストリ修復機能・エラーチェック機能には責任を持てない。要するにオマケ的に付属してあるだけで、完全にマッチして機能するかの保証はできないのだそうです。
以前ですとノートンのノートン版デフラグをすれば、システムがグチャグチャになったようです。しかしシステムワークス2001ぐらいからは、そのような不具合が非常に少なくなり、少なくともWindows2000にシステムワークス2003を入れていますが、すべてのソフトに支障は無いようです。(念のため、ノートンアンチウイルスは、機種によっては…XPプリインストールの機種…、CD-ROMドライブのオートランを無効にしてしまうそうなので、あまりおすすめはできませんが。)
Meはやはり隙間埋め商品で、3ヶ月ごとのクリーンインストールを前提に、データーを外付けHDDなどにバックアップしておく事が、重要でしょう。
なおMeで修復に使えるとしたら、復元機能ぐらいでしょう。致命的なエラー(例えばブルースクリーンの連発など)以外でしたら、直るようです。
それ以外に出来る対応でしたらCtrl+Alt+Deleteくらいでしょう。
何せ各社は差別化を図る目的で、競ってタスクトレイにアイコンの入る、バックグランド専用ソフトを多数入れていましたので、皆さんはよく困っておられました。
また、手動で修復するにしても、メーカー製品では、元々のものがリカバリー用のイメージファイルしかないCD-ROMが多かったので、ファイル抽出もできず、アンダーグランドで動くメーカー独自のソフトをアンインストールすると、レジストリに記述や設定値が残って、フリーズの原因や起動不能の原因にもなっていました。
という事で、私もさまざまな事にチャレンジしましたが、結論としては上記の方法でいくか、思い切ってOSをW2Kに変えるかでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 現在のままなのですね。 わかりました。