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5.25インチのハードディスクはなぜ無くなったのですか?
QuantumのBigfootを使ってみて思ったことがあります。 ・5.25インチハードディスクの方が3.5インチ/2.5インチ/1.8インチより大容量にできると思うので、案外使えるのではないかと思いますが、皆さんはどう思いますか? ・また、5.25インチのハードディスクを生産していたのは、Quantum社だけでしょうか? よろしくお願いします。
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まず、一旦途絶えた技術と言うのは再生するのは難しいのです。 また、高細密化したスピンドルを5.25インチで生産する技術は、もはや何処も持っていませんので(途絶えたから)、何処も再生産する事は不可能なのです。 また「HDDは3.5か2.5(1.8も事実上途絶です)」と各PCメーカー・パーツメーカーは足並みを揃えているので、「入れる場所が無い」のです。 因みに現状の3.5インチHDDに使われているスピンドルに関しても日本の2メーカーのみの生産で全HDDを賄っている状態です。 故に ・5.25インチでの大容量化は事実上不可能。 ・Quantum社だけではありません。過去5.25インチは各社から出ていました。(一例:富士通) http://jp.fujitsu.com/platform/storage/components/hdd/archive/525scsi/ 東芝や日立等も生産していたはずです。
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少し回答から外れるかもしれませんが。(削除されるかな?) 興味深い質問だったので。 この話を、レーザーディスク(LD)とブルーレイディスク(BD)に置き換えれば面白いかと。 LDは光学ディスクで30cm盤ですよね。BDは12cm。 BDの規格を30cmの盤にすると、どのくらいの容量になるのだろう。 ただ、他の方も仰っていますが、円盤を大きくすると高速回転できないのですね。(ディスクが重たくなると制御しづらい、それなりの電力も必要。) LDの30分アニメCAVで1800rpmですが、ブンブンうなりますものね。 あと、それなりの遠心力も加わって・・・。 まぁ、確かに今時大容量ですがデカイです、と言っても今のユーザーには受け入れられないと思いますけどね。
お礼
たしかに、「大容量だから売れる」と言うのではなさそうですね。(LDはレコードと同じ大きさですね。) でも、回転数が低くても記録密度が高いとそれなりの速度は出そうですがね。 要は大きさですね。 参考になりました。 ご回答、ありがとうございます。
Windows3.0の頃のPC/AT互換機(いわゆるDOS/Vマシン)だと、フルタワーケースなら内部増設用の5インチベイが残っていましたね。その当時は、まだ5インチのハードディスクが存在していたので。もちろんQuantum以外にも、各社で製造していましたよ。MaxtorやConnerといった、今は亡きブランドが健在だった頃の話です。 今の光学ドライブと同じの高さの物はハーフハイト、光学ドライブ二台分の高さの物はフルハイトと呼ばれていました。今考えたら暴力的な大きさですよね。とても重くて、稼働中にさわると火傷するくらい発熱もすごかったです。3.5インチドライブが十分な容量を持つようになると、でかくて重くて熱い5インチドライブは完全に廃れてしまいました。Bigfootは、いったん滅亡したと思われた中に再登場したような製品です。 もし今から大容量なドライブを作るなら、円盤を大きくするよりも、回転数を3600rpmとかに落とした方が手っ取り早いでしょう。今となっては、どこも5インチのハードディスク用円盤を作っていませんから、また作り直すようでは逆に割高になります。そう言えば、確かBigfootも3600rpmじゃなかったですかね。回転数を落とせば、記録密度を稼げるので容量は増えますが、回転待ち時間も増えるので、アクセス速度は低下します。これはメディアサイズに関係ありません。 そもそも2009/01現在、1.5TBのドライブが¥12000ほどで買えてしまいます。それよりさらに大容量というニーズが普遍的に存在するかは疑問ですし、アクセス性能を犠牲にした大容量化が受け入れられるか、それはもっと疑問です。PC用以外、例えばBD/DVDレコーダのように、ランダムアクセス性能があまり要求されない用途なら、大容量に特化した製品も存在価値があると思いますが。また将来的に、速度が要求されるシステムドライブはSSD、データ保存専用ドライブはそうした低速大容量HDDという棲み分けが起きるかも知れません。
お礼
Quantum社以外にも製造されていたみたいですね。 昔の5.25インチのドライブは、発熱がすごかったのですね。 僕が知っているのは、Bigfootでも、19.5GBと、4000rpmと言うスペックのHDDがあったようですね。 たしかに、3.5インチも1.5TBが1万円近いので、たしかに、必要度は少ないかもしれませんね。(2TBモデルが近いうちに出るでしょうかね。) 参考になりました。 ご回答、ありがとうございます。
- joe_oshietegoo
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>なるほど、『回転ブレ』もありますね。 私が言いたいのは、面ブレ限定です。円盤が完全に平面だったら問題ないということを言いたかったのです。回転してセンターずれを起こす方は問題にはなってないと思いますので。 理解されておられるのかもしれませんが・・・。
お礼
ありがとうございます。 そうですか、大変失礼しました。
- joe_oshietegoo
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Bigfoot、懐かしいですね。欲しかった時もありましたが結局買いませんでした。 どう思うか?という質問形式なので私も回答します。 1.案外使えるのではないか? 一見便利そうですが5インチベイをHDDに使いたくないです。まぁケースがHDDは5インチであることが前提で作られていればいいのですけど・・・。 2.なぜなくなったのか? 結果的に人気がなかったのでは?? 量産効果により規格を減らした方が安く作れる。 ディスクが大きいと外周の面ブレが大きくなり現在のようなヘッドとのギャップが小さくなったものでは対応できない・・・のかも。私の持っていた初代Seagate Cheetahは15000rpmだったので面ブレが影響し大きさは3.5インチですがディスクサイズは2.5インチになったとききます。技術的に問題があるとすればこれだと思います。5インチの面ブレでも対応できるように回転数を落とすと凄く遅くなるのかもしれません・・・でも密度は更に上げられると思うのでかなり高容量化できるなら欲しいかもです。5インチベイ2つ余っているし。
お礼
なるほど、『回転ブレ』もありますね。 大きければ大きいなりに、少し問題があるのですね。 まあ、大容量化ができたら少しはメリットがありそうですがね。 参考にさせていただきます。 ご回答、ありがとうございます。
- tosiniX22
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Quantum社しか5.25インチのHDDが見あたらないのは、QuantumのBigfootがある意味一世を風靡したドライブだからです。 減価償却の終わった設備で生産されたので、同容量の3.5インチドライブに比べ、3~4割安かったのでかなり売れました。 そして、これが5.25インチの実質的な最後のドライブともいえます。 私も導入を考えたことはありますが、あまりの巨大さに断念しました。
お礼
ご回答、ありがとうございます。 なるほど、Quantum社のBigfootが一番有名だったのでしょうね。 やはり大きさが問題ですかね。 参考になりました。
- ymmasayan
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結局は技術進歩ということでしょう。 大きくするよりも記録密度を上げて小型で大容量化するほうがユーザーニーズに合致するのです。 もう数十年前の話ですが7メガバイト?!のHDDといえば洗濯機ぐらいの大きさで30cmの円盤が6枚くらい有って 値段も恐らく1000万円の単位だったでしょう。 ↓のIBM2311をご覧ください。 小型、高性能、低価格はいいことです。
お礼
なるほど、そうですね。今は小型化の時代ですものね。 >もう数十年前の話ですが7メガバイト?!のHDDといえば洗濯機ぐらいの大きさで30cmの円盤が6枚くらい有って すごいですよね。技術の進化はすばらしいですね。 参考になりました、 ご回答、ありがとうございます。
お礼
なるほど、確かに今から5.25インチのHDDと生産しても、売れるかは難しいでしょうね。 あと、確かに1.8インチもあまり見かけませんね。 あと、Fujitsuからも出ていたのですね。オークションなどを見ていると、Quantum社しか5.25インチのHDDが見あたらないので、ほかは作っていなかったのかな、と思っていました。 参考になりました。 ご回答、ありがとうございます。