#1,#3です。
>不足すると編集できないと思われますが・・・。
なるほど。仮想記憶の仕組みをご存じないんですね。
メモリがプログラムの作業場所だというのはおわかりですよね。これを机の上での作業にたとえてみます。机の上がメモリにあたります。机の上が十分広ければ参考書やノートをたくさん広げて作業できるので快適です。が、もし、必要な参考書を全部広げるのに机の広さが足りなければどうでしょう。新しい本が必要になったときに、机の場所を空けるため、とりあえず当面不要な本を本棚にしまわないといけません。しまった本がまた必要になったら、また本棚から取り出す。この本棚に当たるのがページファイルです。システムのプロパティの詳細設定のパフォーマンスで本棚のサイズを設定します。
必要な机の広さが1m2だとして、机が実際に0.3m2しか無ければ、0.7m2の本棚が必要です。じゃあ、本棚があれば机は狭くて良いかというと、もし0.1m2しかない机と0.9m2の本棚で作業すると、作業時間の大半は本の出し入れで終わってしまいそうです。コンピュータの場合、必要な面積に対して机は少なくとも1/3ないし1/2は必要です。それ以下だとメモリとディスク上のページファイルのやりとりが多すぎて遅くて使い物になりません。
もちろん、その遅い場合でもプログラムは動くことは動きます。
プログラムがメモリ不足でエラーになるのは、机+本棚以上の作業場所が必要になった場合です。
私が「メモリが足りている」というのは「本棚を使う必要が無く、机の上だけで足りている」という意味です。また、最初の回答に書いた「ページフォルトデルタ」は、「単位時間あたりに、本棚から本を机に持ってくる回数」です。机が足りなくても、本の入れ替えが滅多に起こらないとメモリ不足が速度低下に繋がっていないと言うことですが、ページフォルトデルタが大きいと言うことは、本の入れ替えが頻繁で速度低下の原因になっていると言うことです。
最初の例で1m2の資料を使うとしても、頻繁に見る資料とノートを合わせて0.2m2で、残りの0.8m2はごくたまに見るだけであれば、0.3m2の机でもそんなに能率低下は生じませんが、頻繁に使う分で0.5m2とかあると0.3m2の机では苦しいです。
このように、単純な量の積み上げ計算では必要メモリ量を決めるのは難しいです。ということで、「単位時間あたりの、本棚から持ってくる回数」に注目してはどうかとアドバイスしたわけです。
お礼
机での例、とてもわかりやすくて勉強になりました。 検討しましたが、メモリ増設はせずに現状でやって行こうかと思っています。 色々と本当に有難う御座いました。