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DTP 文字組み タイトルの場合
例えばタイトルなどの段落スタイル設定で、項目の「文字組み」に「行末約物半角」を設定するというのはどういうことでしょうか? タイトルには約物は含まれてないので、「行末約物半角」の意味はあるのでしょうか?
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「行末約物半角」がデフォルトとして設定されるので、特に関係ない場合はそれが適用されているだけでしょう。 私はインデザインを使い始めて約1年になります。インデザインに限らないと思いますが、その機能の多彩さ、使う場面の多彩さなどから、どのマニュアルも、到底そのすべてを説明し切れていませんし、仮にすべて説明されても理解できません。 マニュアルを読む上で大切なことは、「今そこでテーマになっていること」に焦点を絞って読むことです。逆に言えば、そのテーマに直接かかわること以外の設定は、どうでもよいというのが前提です。 「行末約物半角」というのは、インデザイン特有の「日本語文字組版」の設定ですが、これは、主に書籍の本文を組むときに活躍するコマンドです。もちろん、見出し周りでも設定は可能だし、他の回答者のようにカギカッコが出てくる場合にどう処理するかを決定することもできますが、見出しなどは、言ってみれば「1行単位の問題」にすぎませんよね? 「日本語文字組版」のコマンドは、延々続く本文をいかに美しく(意図したとおりに)組むか? ということのためにあるのが第一義です。 最後に、今回のように「おや?」と思ったときは、実際にそのとおりに設定して、画面上に再現してみましょう。それで、設定を変えても見た目に影響しない場合は、「ここではどうでもよい要素」と考えればよいのです。 ご参考まで。
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老婆心ながら補足します。 私の場合、すでに数十点もインデザインで本を作っているにもかかわらず、1冊も本を読んでいません。たまに知りたいことが出てくると調べる程度です。 もちろん、私の場合、それ以前にQuarkXPressやPageMakerの経験があったからこうしたやり方で済ませられるという面もあります。実際問題、知りたいことが出てきてマニュアルで探してみると、載っていないというケースがままあります。というか、探して知りたいことが書いてある方が、レアケースです(私のやろうとしていることがマニアックだからかも知れません)。 逆に、市販のマニュアルを一から読んでみようと思っても、私はほとんど理解できません。わかっても、「その機能をどんな場面でどのように活用するか」という問題意識が自分にないと、マニュアルの記述が私の頭脳を素通りしていってしまうのです。 milkyway8さんがどんなスタンスでInDesignを勉強なさっているか存じませんが、もし可能であれば、実際に書籍を作ってみることからお始めになった方が身につくのではないかと思います。 200ページ程度のデータをファイルに流し込んでみて、「タイトルを何行取り、級数いくつ、小見出しは…本文は…」と組んでご覧になって、その中から、「こうしたい」と思った事柄をマニュアルで探して理解する方が、ずっと実践的だと思います。 特に「日本語文字組版」の機能は、相当マニアックで、完璧に使いこなせている人は、プロでもそんなにいないのではないでしょうか? さらに言うと、仮に完璧に文字組版のルールを作っても、制作の現場では、「1文字あふれているところを強制的に詰めて1行減らす」とか、さまざまな例外処理が出てきてしまって、「あんなに苦労して作った初期設定は何だったの?」ということが日常茶飯事です。 もともと、「日本語文字組版」に該当する機能は、QuarkXPressやPageMakerでもごく限られた部分しか存在しなかったものです。たしかにたいへん便利ではありますが、私から言わせれば、「くだらない些細なことにこだわる『旧態依然編集者』のわがままに応えるための機能」だと思っています。「旧態依然編集者」とは一見批判しているように見えるでしょうが(笑)、現在あまたいる編集者の9割以上は、「旧態依然編集者」が知っている文字組版の原則をひとつも知りません。ということは、これから先の編集者とつき合っていくことを考えると、「日本語文字組版」の機能にあまり深く精通しても、その努力を理解してくれる編集者はほとんどいなくなる……ということでもあります。 ちょっと話がそれましたか……。これからも一緒にがんばりましょう。
お礼
回答ありがとうございます。 >特に「日本語文字組版」の機能は、相当マニアックで、完璧に使いこなせている人は、プロでもそんなにいないのではないでしょうか? そうなんですか?! 自分自身がDTPオペレーターに向いてないのかと・・・思って落ち込みましたが、 専門家の方からの御意見に安心しました。 >もし可能であれば、実際に書籍を作ってみることからお始めになった方が身につくのではないかと思います。 今やっているのがそうです。先日、はじめて苦労して作ったファイルが自動復元エラーを起こしてしまった、あのファイルです。 参考書自体が見本になっていて、これをInDesignをつかってその本を仕上げていくのですが、実践的でとてもわかりやすいです。 専門家の方からの貴重なご意見、アドバイスとても勉強になります。 ありがとうございました。
「タイトル」とは何ですか? もし「見出し」のことだとすれば、「かっこ」なんかの約物はよく使われると思います。 たとえば今日の朝日で、 解散誘う「超大連立」 なんていう見出しがありました。(縦組です。) そしてこの「かぎかっこ」は半角になっています。 こういう見出しは毎日のように見かけます。 何のソフトなのか、またどんな組版のことなのかがさっぱりわかりませんが、勘違いならごめんなさい。
お礼
回答ありがとうございます。 ソフトはInDesignです。 よく調べてみると、セミコロン:というのでしょうか・・・、がついていました。これも約物でした。 また、タイトルというか見出しでも括弧のついたものなどもありますね・・・。
補足
InDesignを参考書で勉強中なのですが、そこにはやはり約物がついてない場合も「行末約物半角」が適用されています。 たとえば、「CONTENTS」ですが、小塚明朝pro スタイルBに適用されています。 どういう意味があるのでしょうか? 文字組み「なし」とは何が違うのでしょうか?
お礼
回答ありがとうございます。 先日InDesignの自動復元エラーの件で回答頂きお世話になりました。 今回の文字組み「行末約物半角」の件とても参考になりました。 DTPはこの文字組みが細かくて複雑でわかりづらくて・・・、少々苦手です。 でも、こういう風に考えていったらよいのですね・・・。 ありがとうございました。