「行末約物半角」がデフォルトとして設定されるので、特に関係ない場合はそれが適用されているだけでしょう。
私はインデザインを使い始めて約1年になります。インデザインに限らないと思いますが、その機能の多彩さ、使う場面の多彩さなどから、どのマニュアルも、到底そのすべてを説明し切れていませんし、仮にすべて説明されても理解できません。
マニュアルを読む上で大切なことは、「今そこでテーマになっていること」に焦点を絞って読むことです。逆に言えば、そのテーマに直接かかわること以外の設定は、どうでもよいというのが前提です。
「行末約物半角」というのは、インデザイン特有の「日本語文字組版」の設定ですが、これは、主に書籍の本文を組むときに活躍するコマンドです。もちろん、見出し周りでも設定は可能だし、他の回答者のようにカギカッコが出てくる場合にどう処理するかを決定することもできますが、見出しなどは、言ってみれば「1行単位の問題」にすぎませんよね? 「日本語文字組版」のコマンドは、延々続く本文をいかに美しく(意図したとおりに)組むか? ということのためにあるのが第一義です。
最後に、今回のように「おや?」と思ったときは、実際にそのとおりに設定して、画面上に再現してみましょう。それで、設定を変えても見た目に影響しない場合は、「ここではどうでもよい要素」と考えればよいのです。
ご参考まで。
お礼
回答ありがとうございます。 先日InDesignの自動復元エラーの件で回答頂きお世話になりました。 今回の文字組み「行末約物半角」の件とても参考になりました。 DTPはこの文字組みが細かくて複雑でわかりづらくて・・・、少々苦手です。 でも、こういう風に考えていったらよいのですね・・・。 ありがとうございました。