PA屋です。
以下は、あなたの感じている「堅くてズシン」と言う表現からの想像です。
まず、基本的にはドラムそのものがメンテナンスされ、もともと良い音でなっているのでしょう。失礼ながらアマチュアバンドレベルで使用しているキックやハット、シンバルの音と、スタジオできちんと調整された楽器の音を聞き比べると、「雲が晴れた」ような音の差に気づくでしょう。その美しい音を、的確な技能で演奏し、さらに、的確なマイクアレンジで拾ったのですから、完成度は高いのでしょう。
また、一般的にドラムセットは、個々の「タイコ」にマイクを一つずつ設置する「マルチ」で録りますので、音の分離が非常によいです。これもラジカセなどで録る音とは根本的に違ってきます。
また、音の大きいキックドラムなどはほとんどの場合「コンプレッサ」というエフェクタで音圧感をあげます。これにより最終的なリスナーの聞くスピーカーからは「ペタ!」という感じの音になり、歪まずにリズムの骨格を支えるような構成になり、楽曲全体が引きしまりますね。
他にもマイクの選び方、配置、プリアンプやミキシングのテクニックなどの要素があり、総合的に感動を与える音楽ができるのでしょう。私も日々勉強中です。
お礼
コンプレッサ 初耳でした。 ありがとうございます