ベスト3といっても、「アニメ史上で価値ありと思われるもの」「個人的に好きなもの」など、いろいろな挙げ方があるかと思います。
ここでは、とりあえず後者と考えて挙げてみますが、ジャンルも作風も全然違う作品なので、順位はつけておりません。
「GUNSLINGER GIRL」(第1期)
現代イタリアを舞台に、ある諜報機関で展開される、サイボーグ化された女の子たちと、担当官と呼ばれる大人たちの物語です。淡く抑えた色調と、淡々と進んでいくストーリー、そして少女たちが繰り広げるガンアクションが魅力です。
「乙女はお姉さまに恋してる」
ある財閥の御曹司が、祖父の遺言で名門女子高に転入させられ、女装して通学するお話です。彼は何の間違いか「エルダー・シスター」に選出され、全校生徒から「お姉さま~」と慕われます。一見倒錯しているように見えますが、主人公と同級生、寄宿舎の寮生たちとの心温まる交流が描かれています。ちょっと異色の萌えアニメです。
「ガルフォース」
だいぶ古く、昭和末期から平成初期の作品です。
最初の3作は宇宙章とよばれ、宇宙を2分して繰り広げられる2つの種族の戦争と、それを巡る陰謀、そして最終戦争までを描きます。美少女+メカがウリの作品ですが、当時の冷戦を反映した世界観と、緻密な作画が魅力です。
続く4作目のレア・ガルフォースと、地球章3部作は、21世紀末の地球と火星を舞台に、人類に反旗を翻したサイバーロイド軍団と、人類側のゲリラたちとの戦いを描きます。宇宙章のイメージを引き継いだ女性キャラのほか、男性キャラも登場します。当時真剣に語られていた第3次世界大戦がモチーフです。レア・ガルフォースは戦闘シーンが圧巻です。地球章IIIは予算削減のため作画に難ありなのが残念ですが、全体を通して宇宙章とのつながりが意識され、「歴史は繰り返す」といった展開になっているところが面白いと思います。
お礼
ファーストガンダム以外は全部ハードディスクに・・。 自分も綾波派でオール・ハイル・ルルーシュです。 「マリア様がみてる」は見てませんでした。 参考にさせていただきます。