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ロンドンのアクトン地区にあるコンプリヘンシブスクール

留学ではなく、海外赴任に伴うイギリス現地高校への進学についての質問です。 来年3月よりイギリスロンドンに3年間の予定で赴任することになりそうなのですが、ちょうど来年中学を卒業し、高校生になる長女の進学先について質問があります。よろしくお願いします。  下の子供がまだ中学生のため、日本人学校に通わせるつもりでいるので、居住地域は「Ealing地区」を希望しており、長女の高校もその地区内で…と思っております。その地区内のコンプリヘンシブスクールを探してみたところ、「Acton High School」という高校が日本人学校からも近く、比較的通い易そうだと言うことが分かりました。  そこで、もしこの質問に目を留めてくださった方の中に、この「Acton High School 」にお子さんを通わせている(または以前通わせていた)方がいらっしゃいましたら、是非その学校の様子、日本人生徒の割合、家庭でのサポートのありよう等を教えてはいただけませんでしょうか。  もちろん、通っていたご本人からのアドバイスなどありましたらとても嬉しく思いますし、「Acton High School 」に限らず、イギリスでの進学経験のある皆さんのご意見、体験談などもお聞かせいただければ幸いです。  初めての現地校への進学ということで、不安がいっぱいですが、できるだけ親子バラバラ(父親だけ単身赴任で母子は日本など)になることなく、家族一緒に頑張っていきたいと思っているので(子ども自身も帯同を望んでおります)どうかヨロシクお願いします。

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  • uslac
  • ベストアンサー率27% (6/22)
回答No.12

最後に。 日本の企業はマーケットがグローバル化するに伴い社員を世界中に送り込み、特に義務教育の年齢の子弟を持つ社員を多数、送り込んでいます。義務教育段階の子弟は、北米は2万名、欧州は1万1、300名に達します。英米企業であれば、子供は本国のBoarding Schoolに入れて夫婦で任地に赴くか、帯同の場合は任地にある「アメリカン・スクール」ないしは「ブリティッシュ・スクール」に入学させ、母国語での教育を受けさせるか、選択することを保障していると思います。ところが、日本人は現地校に入学させるケースが多く、平成15年のデータですが、北米、欧州とも約40%の8,200名、5,300名が現地校に入り、外国語で教育を受けています。その結果が、子供の将来、家庭の将来にどのような影響を及ぼすかは議論百出です。 私見では、中学生段階で現地校に入る機会があるなら、迷うことなく「私立」学校に入学させて外国語を習得させるとともに、一方、家庭では日本語習得に全力を上げる、ということを徹底し、日本の「受験競争」に毒されないまま英米の大学に進学することが、今後の日本の将来、本人の将来にとり最善の道と信じます。 なお、現地での日本語の習得は、一般的に行われているような偏狭な「受験のための」勉強ではなく、日本語の読書に重点を置くなどの、「教養本位」の勉強が望ましいと考えます。バイリンガルが知能に及ぼす影響は、科学的結論があるわけでもなく、未知の分野ではありますが、特に母親の母語習得に及ぼす影響力は甚大なものであるという点に注意すれば、特に大きな問題は生じないものと考えます。

uunosuke
質問者

お礼

詳細、かつ分かりやすいアドバイスを沢山していただき本当にありがとうございます。出来るなら直にお会いしてお礼を申し上げたいほどです。  確かに、親としてはせっかくの英語習得の機会ですので下の子も出来れば私立やインターナショナルスクールへ入れたいと思っているのですが、なにぶんにも先行きが不透明な駐在という立場ゆえに、迷っています。中途半端な時期に帰国しなければいけなくなった場合、本当は2人とも入寮させて卒業まで…というのが理想ですが、その時点で(経済的な面で)それが出来るかどうか…。まあ、子供たちに強い意志があるならば、私達親は毎日メザシに梅干の生活でも全く苦労とは思いませんが(笑)いずれにしても、私達家族が出来る最良の選択をする事が一番であると思いますので、教えていただいた事を参考に、しっかり考えてまいります。また相談するべきことが出てまいりましたら、こちらに投稿いたしますので、ご教示の程、どうぞよろしくお願いいたします。  本当にありがとうございました。   

その他の回答 (12)

  • uslac
  • ベストアンサー率27% (6/22)
回答No.2

イギリスの公立学校の情報は、なかなか分析しずらいものですが、ざっと見たところ、次のような情報があるかと思います。 Acton High School 概要http://www.eteach.com/JobSeekers/RecruiterProfile.aspx?EmpNo=12968 Adnission http://www.ealing.gov.uk/services/education/schools/high_schools/acton_high_school/entry_guidelines.html Ofstedによる評価 http://www.ofsted.gov.uk/Ofsted-home/About-us http://www.ofsted.gov.uk/oxedu_providers/full/(urn)/101932/(type)/8192/(typename)/Secondary%20schools http://www.ofsted.gov.uk/oxedu_reports/download/(id)/97819/(as)/101932_329484.pdf  

uunosuke
質問者

お礼

 大変丁寧に、沢山調べていただき本当にありがとうございます。 教えていただいたサイトも見て、色々検討し、家族会議で良く良く話し合ったのですが、イギリスでの進学は色々な意味で非常に難しい、という結論に至りました。本当に残念ですが、イギリスへの帯同は諦めます。親身に教えてくださりありがとうございました。

  • ron_ul
  • ベストアンサー率45% (354/779)
回答No.1

来年3月よりイギリスロンドンに3年間の予定で赴任することになりそうなのですが、ちょうど来年中学を卒業し、高校生になる長女の進学先について質問 英国の教育システムをご存知ですか? 英国の高校は日本の高校とかなり違います。 大学や就職に向けての資格試験の準備のような感じです。 Aレベルの試験を受けるためやそのほかの資格を受けるためですので実際に勉強する科目は3教科ほどが一般的です。 1年目、2年目と準備をして3年目に本番です。 娘さんの英語力次第です。 この試験は日本の大学1年程度だそうですから英語での読み書き、発言力がかなり高くなければついていけません。 アメリカなどの高校と同じようにお考えでしたら改めてください。 また、仮に中学に落としてみてもGCSEという全国統一試験が15歳で受けますからどちらにしてもかなり厳しいと思います。 こちらの試験はAレベルに進学するために必要な試験ですし、就職にしても最低限この試験を持っていないとといったものです。 こちらには卒業観念が無いので試験に受かるまでまたは良い成績を取るまで勉強するといった環境です。 16歳でGCSEに再挑戦の学生も多々います。 英語力が充分授業についていけるほどあるなら学校との交渉も可能でしょう。 毎週2000字ほどの論文やクラスでのプロジェクトなど言葉が充分でなければ周りの生徒にも迷惑が掛かります。 また、入学早々に取得学科の選択ができていなければならないことも。 高校からの英国留学の場合多くの問題を抱えています。 ほとんどの留学生は私立の学校で交換留学、もしくは個人留学してもついていけず仕舞いがほとんどです。 こういった弊害を避けるために日本からの留学は高校を卒業してから英国に留学というようになっています。 日本人生徒の割合、家庭でのサポートのありよう等を教えてはいただけませんでしょうか。 以上のような環境ですので現地で高校にいっている日本人の子供は小学校の頃から英国にいるような子供です。 遅くても12-13歳までに英国の現地校にいないと大変な思いをするようです。 もちろん英語圏で既に生活をしていた場合は除きます。 大学を視野に置いて判断してください。 日本の高校の授業を全て英語で行われるということで、12ヶ月以内に論文や議論が充分出来る自信があれば挑戦もよろしいでしょう。 ただし、Aレベル(高校)は義務教育ではないため14歳以下の子供と扱いが違います。 生まれ月によって学年が変わるのでその辺も考慮してください。 8月生まれでしたら来年3月には15歳でもこちらでは16歳とカウントします。 9月生まれでしたら来年3月でも15歳・・・ 日本の4月から3月の生まれ月を9月から8月に変更してみてください。 3月は学年中期です。9月ー8月生まれで分けると3月の時点で15歳と14歳の子供です。 来年の夏までに16歳になる場合は秋から高校2年生です。 来年秋に16歳になる場合は高校1年生・・・ 充分お考えの上学校選択をしてください。 ちなみに日本の高校も現地にあるので考慮されては? 日本人学校に相談されてもよろしいかと。 現地校のAレベルに通える子供ばかりではないので高校の進学指導をされていると思います。

uunosuke
質問者

お礼

とても細かく教えていただき本当にありがとうございました。 なるほど、イギリスの教育制度の概要はわかった気でいたのですが、 ここまで日本と違うとは…! 一応、海外子女教育の支援団体などにもメールにて相談をし、回答を貰いましたがここまで詳細に、教えてもらえなかったので正直かなり動揺しております。英語で苦労する事は覚悟しておりましたが、学年が日本と変わる事などはうっかり抜け落ちておりました。  娘の英語力に関しては英検で準二級に合格してはいますが、実践力となると…やはり相当の苦労はすると思います。  いずれにしろ、現地校に通うということは現実的ではないようだということが分かりました。インタナショナルスクールへの進学も視野に入れようと思いますが、最悪家族バラバラの状況に陥る覚悟を決めなくてはならないのかと思いつつあります…。  ありがとうございました。

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