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カメラの高機能化のもたらすこと
ちょっとした愚痴のような質問です。 もしよろしければお答えください。 まず、質問するにあたっての出来事から… 先日子育て中の友人より質問されました。 特に室内で子供がきれいに撮れないそうです。 他の友人からも質問を受けました。 旅行とか飲み会の写真がぶれてばかりいて、きれいに撮れなかったそうです。 話を聞けば2人に共通するのはデジカメの液晶を見てレリーズを押すこと、ぶれるのはカメラの責任であるという主張でした。 手ぶれ補正がついていて、カタログのサンプル写真はきれいだったから買ったのに…とのことです。 Q&Aサイトでもこの手の質問はいくつかあるように感じます。 実際にこの2人の友人にカメラを構えて撮ってもらいましたが、片手で持ち体から離して、レリーズを一度でえいっと思い切り押しています。 これではぶれるのは仕方ないと思いました。 これでは室内での動き回る子供を被写体にしたり暗い場所での撮影ではぶれないほうが不思議です。 しかも、2人のそれぞれのカメラの取説を読んでも「構える時は脇をしめ…」というような当たり前のことが記述されておりました。 もちろん、シャッタースピードやISOについても書かれていますが、読んだことない、とのことです。 ではなぜ取説を読まないで失敗したことをカメラのせいにするのか考えてみました。 ひとつに、デジタルデータをすぐ削除してしまうことだと思います。 私はネガでもよく撮りますが、24コマのうち数枚はかならずうまくいかない写真があり、その未熟さは証拠として残ります。 フィルムカメラの場合だと自分の失敗した写真がなぜ失敗したのかを考えることが多いのではないかと考えました。そして次に撮るときは同じ間違いを起こさぬように気をつけます。 しかし、デジカメだと数多く撮れるのでその分当たりもあり、失敗したらその理由も考えずに即消去です。 あと、テレビでは芸能人が片手でかっこよくカメラを構えていることがあります。 いくら高度な手ブレ補正でも、レリーズを押す瞬間に1センチもカメラが動いたらぶれるのではないでしょうか?(手ブレ補正の機種を持っていないのでわからないのですが…) 友人に最低限こうすればぶれないよ、とカメラを両手で持ち脇をしめて半押ししてからシャッターを切るやり方を教えましたが、案外面倒くさいのねと言われて、だったら撮るな!とつっこみそうになり、いくらカメラの性能がよくなってもこれでは…と私は少々がっかりしてしまいました。 ここでお答えになる方々はカメラについてよくご存知でいらっしゃるし、カメラと人との関わり方についてもそれぞれのお考えがあることと思いますので質問します。 カメラの高機能化で失われたものってどんなことがあると思いますか? 逆に、カメラの高機能化で得られたものってどんなものでしょうか? たいした質問でないのですが、もしよろしければお願いします。
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お礼
>失われたものは、写真が特別なものだという幻想。得られたものは、いつでも誰かが記録をとれる環境。 まったくもっておっしゃるとおりだと思いました。