・劇場作品『河童のクゥと夏休み』
東京都の東久留米市に住む少年康一と現代に蘇った
河童のクゥとの交流を通し人間のエゴ、いじめ、環境破壊など
現代社会が抱える問題を描くというものです。
監督は、『クレヨンしんちゃん オトナ帝国の逆襲』
『クレヨンしんちゃん アッパレ戦国合戦』
で名をはせた原恵一です。
さらに第81回キネマ旬報ベスト5位にも選出されるなど、アニメーション映画の枠を超え、
2007年を代表する日本映画として
映画ファン・評論家から高い評価を受けました。
ジブリ作品以外のアニメ映画では、初のベスト10入りです。
・劇場作品『遠い海から来たCOO』
日本テレビ開局40周年記念作品で
原作が景山民夫です。この作品で直木賞を受賞しています。
太平洋に浮かぶ島フィジー共和国に海洋学者の父と二人で暮らす
少年小畑洋助は、首長竜プレシオサウルスの赤ちゃんを見つけ
”COO”と名付け育てます。
しかし、大国フランスが、核実験に絡ませてCOOを狙います。
洋助君はCOOを守るために大国フランスに戦いを挑みます。
戦いを通して、人間のエゴ、環境問題、核問題を描きます。
この映画は、海がとてもきれいに描かれていますので
それも見ものです。