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80日間世界一周の人物の描かれ方
80日間世界一周における登場人物(主に英国紳士や、主人公が立ち寄った各国の人々)の描かれ方について、どうお考えになられるでしょうか?
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1956年 米国作品ですね。 フランス人の描いたイギリス人。 ジュール・ヴェルヌなぜフランス人では無くイギリス人を主人公にしたのでしょう。 「大英帝国に日は沈まない」そんな世界中を征服したイギリスだからでしょうか? お茶お飲むことを忘れない誇り高き英国紳士を作り上げたのは英国以外の国人達でしょうか? (アラビアのロレンスはそんなにお茶を飲まなかったような) 各国の人々の描写、イメージは 日本人なら目が細くメガネをかけ出っ歯が定番でしょ 007は二度死ぬ(1966)でも日本人の描写は日本刀、忍者でした。 ライジング・サン(1993)でも日本人の描写は日本刀、着物です。 きっと他の国描写も似たようなものでしょう。 WASABI(2001)(フランス)にはそんな描写がなくなっていました。 当時の作品ならそれぞれの国のイメージを壊さないでしょう。 (イメージを固めた一作かも?) そういえば手塚治虫の「ジャングル大帝」ライオンの生息地はサバンナなのにジャングル? つい最近気付きました。
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- hayasi456
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追伸(訂正) ジュール・ヴェルヌは1872年に80日間世界一周を出版しています。 1867年にパリ万国博覧会が開催され日本からも出展しています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%AA%E4%B8%87%E5%9B%BD%E5%8D%9A%E8%A6%A7%E4%BC%9A_%281867%E5%B9%B4%29 フランスの植民地は1872年にはベトナム、カンボジアあたりにもおよんでいたようです。 ヴェルヌにはかなり正しい各地域の情報が入っていたのかも知れません。 しかし、1956年にアメリカで製作したときに1872年当時の世界を正確に描く責任感があったかは疑問です。 先程NHK BSで「奇跡の映像 よみがえる 100年前の世界」という作品の再放送をしていました。 http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/080113a.html http://www.nhk.or.jp/omoban/k/0106_14.html 膨大な記録は近年発見され、BBCが編集したそうです。 もっと早く発見されていれば過去の各国各民族の描写は また、その後の描写に影響を与えていたかも知れませんね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 やはりその国の万人から見た他国のイメージに忠実と言うことでしょうか。 大変、参考になりました。 ありがとうございました。