まずアドイン形式で保存すると、特定のフォルダに保存されるようになりますが、保存された場所は把握していらっしゃいますか? わからなければ、もう一度、試しに新規ブックで、「Microsoft Excel アドイン」形式に変更してみて、表示される既定値のフォルダを把握してみてください。フォルダを把握したら、[キャンセル]ボタンをクリックして実際に保存する必要はありません。
ファイルのありかがわかったら、「マイドキュメント」など普段使っているフォルダに移動するといいでしょう。そして、この時点で拡張子を通常の「xls」(97~2003の場合)に変更してしまうといいかもしれません。
次にエクセルでそのファイルを開いてみます。しかし、画面にはファイルが表示されないはずです。そこで[ツール]→[マクロ]→[Visual Basic Editor]コマンドを実行してVBエディタを起動してみてください。すると左上のプロジェクトエクスプローラに、問題のファイル名が表示されているはずです。そのファイルの「ThisWorkbook」が表示されていなければ、[+]ボタンをクリックして表示しましょう。その他のファイルも開いている場合には、対象となっているファイルに注意してください。
問題のファイルの「ThisWorkbook」が選択できたら、画面左下の「プロパティ」で「IsAddin」という項目が「True」になっているはずなので、これを「False」に変更します。変更したら、ツールバーなどを利用して「上書き保存」するといいでしょう。
あとは[ファイル]メニューから[終了してExcelに戻る]コマンドを実行すれば、通常通りワークシートが表示されているはずです。これ以降は、通常通りふつうのファイルとして扱えます。
お礼
お礼が大変遅くなりまして、申し訳ありません。 とても詳しく教えてくださってありがとうございました。 教えていただいた方法で、ためさせていただきます。 本当にお世話になりました。