日本の携帯電話を海外で、現地の通話料金相当で使用することはできません。ご存知の通り国際ローミングとなり、高額な通信費が発生します。
現地の通話料金で通話するためには、GSM方式の携帯電話をレンタルするか、予めSIMロックの解除された白ロム端末を購入し、現地で現地の携帯電話会社が発行するプリペイド(料金前払い)方式のSIMを購入する必要があります。
ちなみに、現地の携帯電話会社のSIMカードをNTTドコモの端末に取り付けても、いわゆるSIMロックがかかっており、使用することができません。
白ロム端末は秋葉原や通信販売で購入することが可能です。国内で販売されている端末は基本的にSIMロックが解除されています。GSM端末には2バンド、3バンド、4バンド対応の大きく分けて3種類の製品があります。出国先がアジアなので2バンド対応の機種であれば通話は可能です。あとは通話、メールのみのシンプルなものから高機能製品まで用途、予算に応じて選ぶことが可能です。安い製品だと新品で6,000円くらいからあります。他に現地で充電用に電源変換プラグを用意するとよいでしょう。端末自体は業者が海外で買い付けてきたものを国内で販売しているので、現地で購入するよりは若干高めですが、事前に充電や設定ができるのでその方がよいと思います。レンタルは500円~1,000円/日(貸出日~返品到着日)+保証金(数百円)となります。
プリペイドSIMは主に空港で購入することが可能です。空港の場合、パスポートの提示のみで購入可能です。街中の携帯電話のショップでも購入可能です。(パスポート+別の身分証明書の提示を要求される場合があるのでご注意下さい。)リチャージ(料金のチャージ)はコンビニでも可能です。複数の国に行かれるようなので、SIMは国ごとに購入された方がよいと思います。
※犯罪への悪用防止の観点から国や地域によっては空港以外で外国人にプリペイドSIMを販売しないケースがあります。(リチャージは可能)
対応エリア
2バンド アジア(韓国、日本を除く)、オセアニア、ヨーロッパ
3バンド 2バンドエリア+一部の北米
4バンド 全世界(韓国、日本を除く)
ちょっと場所が異なりますが、先日台湾に行った際に空港でSIMを購入しました。日本人が多いせいか窓口では日本語が通じ、端末を渡すと動作確認、開通手続きを行ってくれ、日本への通話の仕方を書いたメモをくれました。比較的日本人が多く利用する施設でSIMを購入されるとよいと思います。
お礼
SIM ロック 解除アダプタ シートですか? そんなものがあったんですね。早速、ググってみました・・・ なるほど。。。これがあれば、専用に端末を別途購入しなくても、最新機種で使用できるようですね。 貴重な情報ありがとうございました。