基本的には越冬しなくても実が成りますが、ある程度の低温に合わないと花芽が出来ない為、営利栽培では「山あげ」と言って、夏の間に出来る子苗(ランナーの先に出来る)を、高地の低温短日状態の下で育て、花芽が形成されたものを秋に平地に下ろして育てるのです。
このために、クリスマスケーキにイチゴが使えるのです。
秋に店頭で売られているイチゴの苗は、低温処理をされていないものもあるので、暖かい場所においても実を付けないものもありますから、注意が必要です。
一般家庭で育てた場合は、時折年内に花を咲かせる場合もありなすが、概ね、冬の寒さに絶えて春になって花を咲かせるのです。
良い実を採りたければ、親苗ではなく、ランナーの先に出来る子苗を育てる事です。
お礼
御礼の挨拶 遅くなって申し訳ありません。前の二つの回答で、寒さに当てなければ花芽がつかないと判ったので、その後は見ませんでした。御礼が洩れているときいて気がつきました。「山上げ」という言葉も知りました。去年植えた庭先のイチゴ、今年は赤く色づいています。ありがとうございました。