サウンドカード(サウンドチップ)によっては、録音コントロールにWaveが表示されているものもありますが、一般的にはPC上を流れる音を録音したい場合、録音コントールのWaveは無関係です。
Waveが関係あるのは、再生コントロールの場合です。再生コントロールでWaveがミュートになっていると、PC上でWave音自体が無音になってしまうためです。
Wave音とは、例えばWinampやWindows Media Playerなどでmp3ファイルを再生したときに鳴る音です。プレイヤー側でいくらボリューム調整をしても、再生コントロールでミュートに設定されていると、音は鳴りません。
再生コントロールのミュートはいくつでもチェックをつけることができます。チェックをした項目はすべて無音になります。
録音コントロールでは、録音する対象を選択します。これは通常、1つしか選択できません。
PC上に流れる音すべてを録音する場合にチェックしなければいけない項目名は、PCに搭載されているサウンドカード(サウンドチップ)のメーカーにより違います。
この文言が各社異なっているため何とも言えないのですが、「Stereo Mix」または「ステレオミキサー」という項目名の場合が多いです。
参考URLは、サウンドカード(サウンドチップ)各社のボリュームコントロール集です。
まずはお使いのサウンドカード(サウンドチップ)がどのメーカーのものかを調べ、ステレオミキサーに当たる項目にチェックをつけてください。
録音コントロールのオプション → プロパティ で、表示するコントロールの一覧で一番上にある項目が概ねステレオミキサーに該当します。
ただし、一部、DELLやSONYのノートPCに搭載されているサウンドチップで、これに該当する項目がないものがあります。
デフォルトで録音コントロールに項目が表示されていないだけでなく、そもそも表示するコントロールの一覧にありません。
これはハードウェア的な仕様で、ドライバを変えて無理やりステレオミキサーを表示させてチェックをつけても、実際にはPC上に流れる音を録音することはできません。
どうもメーカーの思想的な理由らしいのですが、この場合は諦めて外付けのサウンドボードを増設するしか手はありません。
お礼
補足まで本当にありがとうございました。 凄く参考になりました。 結果で、録音することが出来ました。 本当にありがとうございました!