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アメリカでウケた”裏のある”or”奥の深い”映画について教えてください。
こんばんば。 映画に関しての質問ですが、 アメリカの映画は、正義と悪がはっきりしていて、 最後に正義が勝ってハッピーエンドという形式のものが多いと 自分は感じます。 先日千と千尋の神隠しがアメリカで公開され、そこそこ人気を集めているようですが、 千と千尋の前評判は、理解しにくい、というものでした。 例えば、カオナシは現代人の子供を象徴しているようですが、 アメリカ人はそういうのを理解できないと私は思っていました。 理解できない映画に人は集まるとは考えられなかったので今回の質問にいたったわけです。 本題に入りますが、アメリカに、千と千尋の神隠しのような、登場人物に裏のあるような映画や、 奥の深い（抽象的な表現でごめんなさい）映画はあるのでしょうか。 また、そういう映画はアメリカで受け入れられるのでしょうか。
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- konkon0421
- ベストアンサー率29% (90/306)
千と千尋は見ていないので、ここはパスします。 「最後に勝ってハッピーエンド」の作品は多いですね。 分かりやすいですし、カタルシスが味わえますし。 娯楽として良いと思います。 日本で受ける映画も、そういったものが多いのでは？ 以前見て面白かった日本映画「ウォーターボーイズ」などは、 典型的だったと思います。 >奥の深い（抽象的な表現でごめんなさい）映画はあるのでしょうか。 >また、そういう映画はアメリカで受け入れられるのでしょうか。 奥が深いというのは、どう解釈したら良いのか…。 （ちなみに私は「ターミネーター２」を見て、深いと思ったりします…） アメリカと言えば、アカデミー賞ですね…。 アカデミーで作品賞を取る映画は、いわゆる超大作が多いですが、 その影に隠れている作品に、面白いものは沢山あります。 例えば第７０回。この時の作品賞は、ご存知「タイタニック」です。 他のノミネートは「恋愛小説家」「フル・モンティ」 「ＬＡコンフィデンシャル」「グッドウィル・ハンティング」でした。 みんなそれぞれ面白いです。 特に「恋愛小説家」は、主演女優／男優賞を取るのも、納得です。 次の年、第７１回はすごかったです。スケール、題材などを考慮しても、 オスカー取れる作品が、揃いすぎた年だったと思います。 （私も色々聞きたくて、以前こちらで質問を出したことがあります） 深さだったら、ダントツで「シン・レッド・ライン」でしょうね。 それらの影に…「トゥルーマン・ショー」という作品がありました。 作品賞にノミネートもされ無かった映画です。 これ良かったですよ。深いと思いました。 そして次の年、第７２回は「アメリカン・ビューティー」が作品賞です。 主演男優（ケビン・スペイシー）、監督賞なども取ってます。 「ローズ家の戦争」よりシニカルなコメディです。 この映画、超大作ではありません。 （前年が凄かったので、その反動でしょうか？） 他にもこの時は「１７歳のカルテ」「ボーイズドントクライ」 「マルコヴィッチの穴」などがピックアップされ、 過去と比べ、個性的な作品が注目されていた時だったと思います。 作品賞ノミネートは「インサイダー」「グリーンマイル」 「サイダーハウス・ルール」「シックス・センス」です。 善悪うんぬん…といえば「グリーンマイル」かな。 このように、探せば色々あります。 理解・支持もされていると思います（＾＾） 興業は地味かもしれませんが（汗） それでは論文頑張ってください！ 追伸 タランティーノを見るなら「レザボア・ドッグス」をぜひ！ それと、タランティーノの関わった映画は、暴力表現が多いです。
お礼
アカデミー賞受賞作品以外にも面白い映画があるということがよく分かりました。 有難うございました。
- jamesshintaro007
- ベストアンサー率13% (12/91)
深いのは「メメント」ですね。深すぎます。 最近ではアメリカで「サイン」が大ヒットしておりますが、あれは奥が深いです。もしかすると日本人に分からないだけかも。日本にはああいう文化がありませんから・・・。当然私にはわかりませんでした。でも、途中までは面白かったですよ。（ネタバレしないため、私の話も抽象的です。すいません。） 「ソードフィッシュ」もどっちが正義か分かるようで、よく考えると分かりませんよ。アメリカでもかなりヒットしました。まぁ、どっちにしろアメリカ用の正義でした。 あと、スタンリー・キューブリックの「博士の異常な愛情」は難しい映画です。ヒットしたかは知りませんが、奥は深いです。意味が分からなくても楽しく見られます。
お礼
サインは最近の映画なので知っています。 論文に使うのは、誰でも知っている映画のほうがいいので、助かります。 有難うございました。
- dadasan
- ベストアンサー率12% (1/8)
こんにちは。 ちょっと違いますが難解というのでは「ツインピークス」なんてどうでしょうか。映画よりもＴＶで有名でしたよね。私はさっぱり訳わかりませんでした（汗） アメリカの人は”単純な方が好き”というだけで理解できないと云うわけではないと思いますよ。なんたって”宗教”っていう物凄い難解なものを普通に生活に取り入れている人たちですし。。。（＾＾； 以前「セブン」を見に行く時”凄く怖い！特にラストが最高に怖い！”と聞いてたので期待して見たのですが、”えっ、これだけ？”って感じでした。特にショッキングな場面がある訳でもないし、何が怖いのか？と。 でも、後で友達と”きっと信仰が根付いている国の人から見たら、凄く奥深い映画なんだろう。日本人には難しいのかもね。”というところに落ち着きました（単に私が単純すぎかもしれませんが。。） アメリカの人とは凝るところがちょっと違うのではないでしょうか。日本人から見たら一見単純な話でも実は物凄く深い話だったっていうものも、案外あるかもしれませんね。
お礼
アメリカ人に理解できて日本人に理解できないというものもあるんですね。 宗教という面からみてみても面白いかもしれません。
- konkon0421
- ベストアンサー率29% (90/306)
No.４の方の仰るとおり、「ハリウッド映画の特殊性」がポイントだと思います。 ハリウッドは昔から娯楽重視の傾向がありましたが、近年は度を越した物が増えてきてますね。悪と正義がはっきりしていると仰っていますが、正確に言えば「アメリカ中心の正義」です。アメリカ礼賛というか、好戦的なアメリカ至上主義が目に付きます。良い例が「インディペンデンスデイ」でしょう。 今は国を挙げてあんな状態ですし・・・。 ちなみに、ウディ・アレンやスパイク・リー、コーエン兄弟のように「アンチハリウッド」映画で世界的に有名な監督だって大勢います。（アレンは本国よりもヨーロッパでの人気が高いらしいですが）最近ではケビン・スミスが注目株かと・・・。 そもそも、かのアカデミー賞の定義自体が「アメリカ西海岸地区で上映された作品」という限定が付いているんですから、ハリウッド作品ばかりが並んで当然です。地味なお金のかかっていない傑作は、アカデミー賞なんぞにはでてきません。 アカデミー賞直前に行われる「インディペンデンス映画祭」や、「サンダンス映画祭」あたりは、若手の監督の作品やアンチハリウッド作品を評価しています。
お礼
アメリカ礼賛。。。私も最近のアメリカ映画にそういうものを感じていました。 平気に人を殺してしまうというのは私には受け入れられなかったので、 最近全く映画を見なくなってしまいました。 私も、最近のアメリカ事情と絡ませようかなと思ったんですが、 それはグループ論文の流れから外れてしまうので断念しました。 有難うございました。
- babyzsong
- ベストアンサー率17% (6/35)
その名も「アメリカン・ビューティー」という映画があります。 勧善懲悪ものではありません。 中流より上の家族の姿を皮肉たっぷりに描いた作品です。 この物語の中では「悪」の所在がはっきりしません。 みんなただ幸せになりたいだけのはずなのに、一体何がいけないんだろう、と考えさせられました。 私も正直「アメリカ人は単純な物語が好き」と思っていたので、「アメリカン・ビューティー」を見たときは意外に思いました。 確かアカデミー賞をとったはずなので、レンタルビデオ店でも見つけることが出来ると思います。
お礼
アメリカンビューティーは映画に疎い私でも聞いたことがあります。 そして、「悪の所在がはっきりしない」というのはまさに私が求めていたものでした。 有難うございました。
- MONKEYMONKEY
- ベストアンサー率25% (139/550)
千と千尋って、おおざっぱに言えば「不思議の国のアリス」だったりするのではないでしょうか。あるいは「オズの魔法使い」とか。かかしや、ライオンも何かの象徴でしょう、きっと。 「アメリカ人は理解できない」は言い過ぎで、「理解できない人の割合が多い」ぐらいにとどめておいた方がいいのでは？。 日本でも大阪の岸和田ではアクション映画ばかりヒットするという傾向があったりするようです。アメリカは世界の岸和田か。 それはそれとして、切り口を変えると、問題はハリウッドだと思います。ハリウッド＝アメリカと考えると「アメリカ人は単純か」という疑問をもってしまいます。むしろアメリカを含めた世界中でいろんな映画が作られていて、ハリウッドだけが「特殊」で、唯一世界マーケットを持っています。「千と千尋」は日本ローカルがマーケットでたまたまヒットしたからアメリカでも公開されたと考えます。ところがハリウッド映画は初めから世界中の人に見せる事を想定して製作されていますからおのずと最大公約数というか全世界共通のテーマで共通の文脈（起承転結的な）が求められます。 つまりわざとやってるわけです。 しかし、「千と千尋」という特殊例だけ取り上げて「日本人は深い映画が理解できる」というのはどうかと思います。日本でも、その前の興収ナンバー１は「タイタニック」で、その前は長らく「Ｅ．Ｔ．」。現在の３位は「ハリーポッター」で、日本映画は「南極物語」なんかがナンバー１だった事を考えると、ね。因みに「ジョーズ」が出るまでアメリカの興収一位は奥のふかーい（知らんけど）「ゴッドファーザー」でした。
お礼
私達のグループでは、決してアメリカ人は難しい映画を理解できないということは ないと証明します。 ではなぜアメリカ人は千と千尋を理解できないと、金熊賞のとき宮崎監督が 言ったのかを考えると、それはアメリカ人がアニメ映画として千と千尋を見たからということになっています。 グループのある人曰く、アメリカのアニメ映画は善悪がはっきりしていて、 千と千尋もきっとそうだとアメリカ人は思い込んで映画を みたという事で話を進める予定です。 貴重な意見、有難うございました。
- kyoko-fanfun
- ベストアンサー率24% (90/367)
私も勧善懲悪的な単純明快な映画がスッキリしてて好きなんですが、 中には「オイオイ・・・」と疑問を浴びせたくなる作品も多いですよね。 てな訳で、最近私が観賞後に「？？？」と感じた映画を挙げさせて頂きます。 「プレッジ」・・・狂気に陥ったと思われた刑事が目を付けたのは、実は真犯人だったのか？ 「穴」・・・被害者と思われていた少女が最後にほくそ笑んだ意味は・・・ 「マルホランド・ドライブ」・・・登場人物が複雑に絡まってて、頭痛くなります。 「金色の嘘」・・・ヒロインは実は物凄くしたたかな女だったのか？ 「メメント」・・・追い求めていたのは、実は自分自身だった？ ちなみに「マルホランド～」は昨年の難解映画としては断トツらしく、 アカデミー授賞式はいつも受賞者のコメントでついつい時間がオーバーしてしまうのですが、 「この映画のことを語るのよりは短く済む」と司会のウーピーさんに皮肉られて？いましたよ。
お礼
結構ありますね。 とても助かります。 有難うございました。
- choco87
- ベストアンサー率30% (501/1634)
こんばんは。 受け入れられないって訳ではないでしょうが 万人ウケしないので興行収入が見込めない イコールあまり作らないって感じではないでしょうか？？ ヨーロッパの映画のように ちょっとモヤモヤした感じの残る（見た後爽快でない）映画は ハリウッド映画には少ないですね。 ただ全くないわけではないです。 近々テレビ放映されますが 『ファイナルデスティネーション』これは 完全なるハッピーエンドではありませんし。 （Ｂ級になるのかな？その割りに面白いですよ） あと『隣人は静かに笑う』これは、まさに 正義が勝つとは限らないって映画の典型ですね。 あまり説明するとネタバレになるので とにかく見て頂くことをお奨めします。 かなり心にシコリの残る映画です。 よく考えると怖いし（ホラーじゃないですよ。サスペンスです） 奥が深いと思います。 ご参考まで。
お礼
近々放送ですか！ それはありがたいですね。 実は今グループ論文を書いているんですが、 自分はアメリカ人は決して正義と悪がはっきりしている映画しか みないというわけではないことを示さなければならないんです。 有難うございました。
- die0413
- ベストアンサー率12% (18/139)
回答にはなってないかもしれませんが、タランティーノの映画は観たことありますか？ 奥が深いって言うのか、解りにくいって言うのか・・・って感じなんですけど、僕は好きです。 お勧めでは「パルプフィクション」「ジャッキーブラウン」「ナチュラルボーンキラーズ」なんかはいいかもしれません。
お礼
有難うございます。 聞いたことが無いのばっかりなので、さっそく調べてきます。
お礼
アマデウス、見たことあります。 あれはとっても面白かったです。 日本でまた公開されるとスマステで言っていた様な。 有難うございました。