佐藤しのぶさんによる、ソプラノ・コーラスではなかったですか?
今回の音楽は、山田洋次作品の常連、冨田勲氏が担当されており、全編にひっきりなしに音楽が流れる、という感じではなく、要所要所にピアノをフィーチャーした短いスコアが流れるというスタイルになっていました。
そして、クライマックスで佐藤しのぶさんのコーラスをフィーチャーした(おそらくこれがメインテーマになるのでしょう)スコアでしめくくられています。
全体の時間としては、前作の『武士の一分』同様、けっして長いスコアではありませんが、映画を盛り上げていた素晴らしいものだったと思います。
個人的には、一連の山田洋次作品の冨田勲氏のスコアは気に入っていますが、なぜか前作の『武士の一分』同様、今回の『母べえ』もサントラが映画公開と同時に発売されないんですよね。
『武士の一分』は、DVDがリリースされる頃になってようやくサントラがリリースされましたが、やはり演奏時間が短いために、『たそがれ清兵衛』と『隠し剣 鬼の爪』とのカップリングになりました。
冨田勲作品は好きですが、あえて書かせていただければ、こういうサントラのリリース・スタイルは正直「最低」です。
すでに『たそがれ~』も『隠し剣~』(こちらも『たそがれ~』とのカップリングでした)もサントラを買っている身としては、『武士の一分』のサントラを買う際に、また同じ音源を買うハメになったわけです。
これは冨田氏の意向なのか、CDレーベルの意向なのか、ファン心理を利用した悪どい商売以外のなにものでもありません。
で、今回の『母べえ』。
いまのところサントラリリースの予定はないみたいですが、もし、これまで同様、DVDリリースに合わせてサントラを出す、そしてまたもや過去の作品の音源も抱き合わせ、みたいなスタイルをとるのなら、いくらスコアが素晴らしくとも、冨田勲のファンは辞めます。
そこまで、ファンを馬鹿にしてほしくないです。
思わず、熱が入ってしまって、どうもすみません・・・。
お礼
ありがとうございました やっと分かってよかったです 楽譜を持っていたので弾いてみましたが、思い出しませんでした でも、公式サイトを良く見たら予告編があって音楽が流れていました アレグロではなくゆっくりアレンジされていたんですね 速さが変わるとずいぶんと感じが変わって映画にあっていると思います (観ていないけど) 佐藤しのぶさんの歌も最後に流れていましたが、これもBWV。639らしいのですが、どこを唄っているのか私には分かりませんでした