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静かなバンド
自分は音楽は好きなのですが、大音量にどうしてもなじめません。 バンド活動というと一般に小さめのホールなどで大音量の中 活動するイメージがありますが、 静かなバンド活動はありえるのでしょうか。 例えば、曲等も小田和正氏のような静かなバラード専門で、 ピアノ一本で活動するような、そういうイメージです。 (かといって、古い曲ばかりやるのではないです) なんというか、きわめて固定概念かもしれませんが、 最近のバンドとかって言うのは大音量ロックか、 アコギ引提げてのゆず・コブクロ風か、大体そんな 感じに思えて、前述のようなスタイルのバンドはありなのか、 疑問に思いまして。 よろしくお願いします。
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お若い方なのでしょうか? 日本では1990年頃までは、むしろ「バラード中心」のポップスが流行っていたように思えるのですが・・・。 例えば最近の槙原・・・(なんでしたっけ?w)とか、古いところだと徳永英明さんとか、辛島美登里さんとか、「ヒット曲がバラードばかり」と言う人も珍しく無いと思うのですが。 「バラードが聴きたい」と言うニーズは特に日本で高かったように思えます。ヘヴィメタルでも『バラード集』なんて言う編集CDが有りますが、ああ言う編集ものは、ほとんどが「日本市場向け」に日本で製作(編集)されたものです。 私のイメージでは、特に日本人はバラード好きな気がしてしまいますね。 かつてアマチュアでもそういうスタンスのスタイルを取っている方は大変多くいらっしゃいましたが、活動する上での悩みも多かったようです。 先ず『バックバンド』 綺麗なバラードを演ろうとすると、下手をすればオーケストラ並みのバックが必要となりますが、当然アマチュアではオーケストラ等は雇えないですし、それを機械で再現すると『音が冷たい』なんて酷評されたりします。 また、一時は「打ち込み」が大変普及した為に、「メンバーが見つからなきゃ取り合えず打ち込みで」なんてバンドも数が多く、それが更に「打ち込みを使う」事の評価を下げてしまった感がありますね。 また、仮にオーケストラを雇えたとしても、作曲者本人がアレンジをするのは至難の業だと思います。 実際当時そういうスタイルで店に出ていた人のほとんどは、「メロディは書けるけどアレンジは出来ない」と言う人がほとんどでした。 『出られる店が無い』 上記No.4様が詳細を書いていらっしゃいますが、「ロック系のライヴハウス」では音量を極端に下げる事が難しいです。 だからと言ってジャズのお店に行くと、ジャズはジャズでマニアックなお客様が必ずいらっしゃいますので、当然ポップスはブーイングの対象になってしまいます。 そもそもジャズのお店ではブッキングの時点で断られる事も多かったようですね。 『バンドを作るとワンマンになる』 上記の事を踏まえて、少々チープでも「バンド形態」にしてロック系のお店に出ている人は沢山いました。 が、 「バラード中心」と言う事はすなわち「ヴォーカル中心」になり、上記の「バックバンド」と言うスタンスになってしまう為、他パート(ギター等)のメンバーの不満が溜まり易い、と言う事になってしまいます。 それ故「バンド」と銘打っていてもメンバーが固定せずに流動的になってしまうのは常でした。 結果年中メンバー探しに奔走する事になり、作曲どころでは無くなってしまう事も珍しくはありませんでした。 そんな事が重なり、「バラード中心での活動は難しい」となってしまったように思えます。 でも最近「ライヴハウス」では無く「ライヴスペース」等と言う小さく音響施設のあまりきつくないお店も増えているようです。 ですのでこれからはまたそういう静かな曲を売りにするようなスタイルでの活動も増えるかも知れませんね。
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- miyu0920
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単に余談になってしまいますが、気になったので一言。 ご質問者様が小田和正はバラード専門と書いてますが、一昔前の世間一般のイメージはそうでしたが、最近はコンスタントにメディアに出ているので(クリスマスに放送される某番組など)必ずしもそういうイメージは払拭されたと思っていましたが、そうでも無いのですね。(これが40歳以降の方なら2人のオフコースをリアルタイムで知っている事も多いのでそうは思いませんが)
- mackid
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#2です。 >通常はロックやポップスなどをやっている人の、静かな曲が好きなのです。 自分も好きですよ。 あれはライブの途中でボーカルがのどを休めるために入れるためかも、などと思う時もありますが。 ただし、そういう曲はHRの中にポンと入るからいいのであって、ハードロックバンドがその手の曲ばかり集めてアルバムを作ったりするとまとまりのないものになるかも知れませんね。
お礼
度々ありがとうございます。 たしかに、まとまりのなさは出るかもしれませんね。 寄せ集め的というか。 あるバンドのバラードベストなるものを聞いてみましたが、 寄せ集め的感覚が否めませんでした。というより、 結構ロック色の強いものも混じっていて、やはりそういった 持ち味なしでアルバムを仕上げずにはいられなかったような感じがします。
- kenta58e2
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田舎のライブハウス等でアルバイトPAをよくやってるアマチュアですが… 私も最初、質問者の方の趣旨がよくわからなかったんですが、 >そういう、ロックやポップをやる人の中の、静かな曲のみを >集めた感じのバンドがありえるのかなという疑問でした。 という部分だけで言えば、そういう曲ばかりアレンジコピーしているバンドは、ちょくちょく見かけはしますね。 その意味では、質問者の方の「同好の士」は、結構潜在的に居てるんじゃないかなと、私は思います。 私自身は、どっちかと言えば大音量系ですが、3~40分のライブやるなら、静か系も2~3曲は混ぜたいですね。 ただ、 >しかし、実際のライブなどの現状を考えると、一般のロックポップスは >自分にとっての最適音量をはるかに超えるレベルで、観客、演奏者ともに >合意点をみているような気がします。 という点については、「合意点を見ている」というよりは、単純に観客側が「音楽を聴きに来ているのではなく、『ライブ会場』という世界に浸りに来ている」というのが正解…というケースが多々あります。 アマチュアレベルの話ですが、大音響HR志向のバンドでも、メンバーの本音として「もっと観客にサウンドそのものを聞いて欲しい、聞かせたい」と思っているケースは、私の身近ではよく聞く話です。ただ、観客側には、それよりも「ライブ会場の大音響に浸りたい」というニーズの方が強いので、バンドもライブハウス側も、結果、そのニーズに応えることを第一義としている…という面はありますね。「観客あってのライブ」というのも事実なので…あの大音響が、その種の観客にとっては「求める適正音量」ということになります。 かつて、なんぼなんでも…と、バンド側からも要望があって音量下げたら、とたんに「あのライブハウスは音が悪くなった」と大不評判になっただけでなく、そのバンドまで「音が悪くなった」と悪評三昧になったことがあります。次回は大音量に戻したことは、いうまでもありません。 私もそのバンドの連中も、苦笑いしきりでした…
お礼
ご回答ありがとうございます。 >「同好の士」は、結構潜在的に居てるんじゃないかなと、私は思います とのこと、少し希望が持てました。 しかし、やはり観客側の大音量ニーズというのは あるようですね。 至極静かな曲のみを聴きたい人もいるにはいるのでしょうが、 うーん、またそれはそれで方向性が違うような気も・・・。
- sasapiyo
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まったく「ありえる」どころか、あなたがそう思うならそれを追求すべきですよ。 同じ楽曲でもマスターボリュームを変えるだけでも、聞くものの印象は大きく変わりますので、あなたの感性で最適と思える音量にこだわる事もあなたらしさを表現できる良い手段です。 余談ですが、前衛音楽の雄ジョン・ケージ氏の4分33秒なんてものもありますよ(笑)
お礼
そうですね、確かに自分としては追求していきたいですが、 他人に受け入れられるのかどうかが良く分からないです。 最適音量というのは大事ですよね。 自分も決してHRなどが嫌いなわけではなく、むしろ、好きな方です。 ただし、最適音量であれば、という条件付で。 しかし、実際のライブなどの現状を考えると、一般のロックポップスは 自分にとっての最適音量をはるかに超えるレベルで、観客、演奏者ともに 合意点をみているような気がします。 ならば、そもそも静かな曲調の曲のみをやるしかないのかなと 思ったりしまして、少し考えがまとまらないままに質問させていただきました。 前衛音楽の方の曲は存じていました。 斬新な発想ですよね。 ご回答ありがとうございました
- mackid
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>静かなバンド活動はありえるのでしょうか。 そりゃあ当然あります。 どんなスタイルでやろうと自由ですし。聞いてくれる人がいれば、ですが、ストリートで誰も立ち止まる気にならないような暗いバラードを歌っている人もいますから。 ただし、ピアノなら静かでアコギやエレキは大音量というように、楽器や人数で区別しようとすると固定観念だと言われてしまっても仕方がないかと。
お礼
>聞いてくれる人がいれば、ですが この辺りが、重要ですよね。 加えて、一人でやるならともかく、バンド形式ならば他にも同じ趣向の 人がいなければいけませんが、果たしているのか、疑問です。 上の方へのお礼欄にも書かせてもらいましたが、 自分は、静かな曲ばかりやってる人の静かな曲ではなく、 通常はロックやポップスなどをやっている人の、静かな曲が好きなのです。 しかしながら、例えば稲葉氏を例に取ると、彼のファンは多くは 彼の真骨頂である大音量HR系の曲がやりたいと思うのです。 そういった意味で、自分の趣向はマイナーなのかなと思いまして。 固定概念の件は確かにそうですね。 音楽に精通しているわけではないので語弊があったかもしれません。 すみませんでした。 ご回答ありがとうございました
- 0102S
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洋楽でもよければベル&セバスチャンが静かでポップだと思います。超個人的に音楽は多彩で、知らない中にすごいバンドがたくさんいると思います。大音量ロックをやるバンドの曲で、非常に静かで素晴らしい曲もあります。レディオヘッドもそうです。ブランキーだってそうです。ビートルズだってそうです。さらに超個人的な意見としてはバンドのボーカルと歌手は違うと思います。バンドのボーカルは楽器なんだと思っています。だから歌手は歌い方、個性によって表現していますが、本当のバンドのボーカルは楽器として扱い、曲によっても多種多様になるんじゃないかと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 ちょっと質問の内容がずれていたかなと反省しています。 >大音量ロックをやるバンドの曲で、非常に静かで素晴らしい曲もあります こういう曲が、実はすきなのです。 洋楽は詳しくないですが、国内であればB'zの稲葉氏のソロワークスのような 曲です。 小田和正氏も、オフコースとしては結構ポップな曲も多かったと記憶して います。 そういう、ロックやポップをやる人の中の、静かな曲のみを 集めた感じのバンドがありえるのかなという疑問でした。 ともあれ、ご回答ありがとうございます。
お礼
詳しい解説ありがとうございます。 なんというか、バラード中心の静かなバンド?の問題点が よく分かりました。 特に自分はオーケストラがバックに入るような曲が 好きなので、尚更やりにくいようですね・・・。 我ながら、なんというか高望みしすぎだった気がします。 ちなみに年代は20代です。 リアルタイムで存じていますのは95年くらいからの 曲が多いのですが、徳永さんとかは存じています。 ハイトーンボイスが好きなので、ちょくちょく参考に 研究していました。