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『名盤鑑定百科』で取り上げられていない名盤を教えて下さい
『名盤鑑定百科』は画期的なクラシック音楽の名盤ガイドですが以下のような問題点があると思います。 (1) 取り上げられているCDが国内盤のみで輸入盤が除外されている (2) 国内盤の中にも漏れているCDがある そこで、『名盤鑑定百科』で取り上げられていないCDの中で「このCDは名盤ではないか?」と思うCDがあれば教えて下さい。 ちなみに、私は『名盤鑑定百科』ピアノ曲篇の「ベートーヴェンのピアノソナタ第29番」において取り上げられていないCDの中で以下の2点のCDが名盤だと思います。 ◆リヒテル(レーベル名:PRAGA 販売会社:キングレコード 1975年6月2日プラハでのライヴ、ステレオ録音、国内盤) ◆リヒテル(レーベル名:BBC 1975年6月11日ロンドンでのライヴ、ステレオ録音、輸入盤)
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名盤鑑定百科を読まないと答えられない質問で、困りますね。著者の別の単行本があるのでそれを見ると、指揮者では若い頃のマゼールとかクレンペラーがフィルハーモニアと行った一連の録音をよく取り上げています。そんなに珍しいCDは出てこない気がします。もちろん、読んでないのではっきりはしません。光文社から出ている「クラシック名盤この一枚」(文庫)などを見れば、おそらくその中には吉井氏が選んでいないCDが随分出てきそうな気がするのですが。
ご質問の範囲が茫漠としすぎていて答えが付けにくいですねぇ。たとえば、具体的な盤名を挙げれば、「えー! こんなのが名盤なんですか?」みたいな面白い回答が返ってくると思いますよ。
お礼
『名盤鑑定百科』(吉井亜彦著 春秋社)はクラシック音楽上級者の方にとっては、もはや説明不要の有名な名盤ガイドだと思いますが、 http://www.amazon.co.jp/s/ref=sr_st?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&keywords=%8Bg%88%E4%88%9F%95F&rs=465610&page=1&rh=n%3A465610%2Ck%3A%8Bg%88%E4%88%9F%95F&sort=salesrank もし私が同業者だったら、恐らく筆を折ると思うほどの究極のクラシック音楽の名盤ガイドだと思います。 ですから、私は著者の吉井氏がすでに『名盤鑑定百科』において取り上げて評価を下したCDについて言及する気がしないのです。 そこで、クラシック音楽上級者が吉井氏に一矢報いる方法があるとすれば、それは吉井氏が『名盤鑑定百科』で取り上げていないCDの中で「このCDは名盤ではないか?」と思うCDを挙げることくらいではないだろうか?と思い、このような質問をさせていただいた次第です。 私が吉井氏に一矢報いる矢が、質問の中でも取り上げましたリヒテルのベートーヴェンのピアノソナタ第29番の2枚のCDなのです。 http://www.amazon.co.jp/Beethoven-Piano-Sonatas-No-Hammerklavier/dp/B000027HSG/ref=sr_1_72?ie=UTF8&s=music&qid=1196949292&sr=1-72 http://www.amazon.co.jp/Beethoven-Sonatas-piano-No29-No3/dp/B00004Y6OG/ref=sr_1_21?ie=UTF8&s=music&qid=1196949212&sr=1-21
お礼
「クラシック名盤この一枚」という本を教えていただきありがとうございます。早速買って読んでみたいと思います。 確かに、私の質問は名盤鑑定百科を読んだことのあるクラシック音楽上級者の方に向けた質問だと思います。 私は「この名曲の名盤はどれか?」という上級のクラシック愛好家の議論は、名盤鑑定百科発売後は「名盤鑑定百科ではどのように評価しているか?」ということを抜きには、もはや成り立たないのではないか?と思っています。 名盤鑑定百科は発売されている名曲の国内盤の95%のCDに評価を下していると思いますが、名盤鑑定百科のCDの評価を読まないで名盤鑑定百科ですでに評価が下されているCDについて評価を議論することは、戦国時代でいえば織田信長が上洛して畿内地方を制圧した後にその他の地方で戦われている川中島の戦いとか、厳島の戦い(年代的には信長の上洛前ですが)のような天下統一とは無関係の戦いのような気が私はしてなりません。 この名盤鑑定百科はそれほどのクラシック音楽の名盤ガイドだと私は思います。 吉井亜彦氏の1950、60年代のマゼールとクレンペラーに対する高評価は名盤鑑定百科を読んでもわかりますが、吉井氏は珍しいCDは取り上げていないですが、その評価はクラシック上級者であればあるほど的確な評価だと納得できるものだと私は思います。