まず目的地を決めましょう。イタリアのどの都市? ドイツのどの都市? ということです。
たとえば、ローマとフランクフルトだとしましょう。
航空券を安く買うには、同じ航空会社だけを使うということを考えます。
ご希望のルートですと、イタリアとドイツの両方に就航している会社、ということになります。日本から両国に直行便を飛ばしている会社、そうなると日本航空と考えがちですが、これは一番高いでしょう。
次はアリタリアで日本~ローマ、フランクフルト~ローマ~日本。
またはルフトハンザ・ドイツ航空で日本~フランクフルト、ローマ~フランクフルト~日本というように、拠点都市で乗り継いで帰ってくる方式。
もっと安いのは、両国とは別の国の航空会社。
日本~モスクワ~ローマ、フランクフルト~モスクワ~日本というロシア航空。たぶん、これが最安。
シンガポール経由のシンガポール航空、アラブのドバイ経由のエミレーツ航空、香港経由のキャセイ航空、ソウル経由の大韓航空などを選ぶというのも、その都市にも寄ってこられるというメリットがあります。キャセイや大韓航空は成田発の便数も多いので、スケジュールを調整しやすいかもしれません。ついでに1泊くらいしてみたい都市があれば、それを選ぶといいですよ。
そのように、いろんな選択肢の中から選ぶ、ということを考えるといいでしょう。単に価格が安い、ということで選ぶと、制限が多いものになります。制約が多いから安くなっていると考えたほうがいいです。
格安の場合、「発券後は払い戻し不可」「旅程変更不可」「他社便への振り替え不可」といった制約がつくものがほとんどです。価格によって有効期間の長さが違うくらいでしょう。
もちろん、日程を考えて、なるべく現地滞在時間を長くしたい、ということだと、直行の日本航空ということになるでしょうが、そのあたりは予算との相談です。
お礼
ありがとうございました!!! 大変参考になりました!!