暴力表現の規制が長い間続いている事も一因に有ります。
暴力犯罪を犯した少年少女が、テレビで『○○』見てやりたくなった…等という戯言で自粛しますから。そういった世相の中で敢えて其れをメインに持ってくると企画が通りません。
もう一つは、世の中が色々な意味で厳しくなった事です。
派手な撮影にはそれだけ多くの物が影響を受けます。
撮影行為に対する許可が下りにくい事もあります。
時代が明るく、多少の余裕が有るならば許可が下りるようなことも、危険な物に対する規制が厳しくなっている現在は、中々そんな物は撮影できません。
放送各局の不祥事もあり、これからもそういった作品は減ってゆくでしょう。
街中の銃撃戦?
出直して来い…と警察にも言われますし(汗)
子供番組のように、明らかに物語り上遜色の無い設定で、人気の無い、撮影しても問題の無い場所へ飛ぶ事もそうは出来ないドラマであれば尚の事そういった部分は省かれます。
たとえ台本にあっても、色々な形で規模を縮小したり、そういったシーンを無くしたりして撮影に臨む事が多くなりました。
また、ご質問でそれ以外…と限定されてはいますが、やはり予算は重要です。
アクションシーンを本格的にやるにはお金がかかります。
当然、何がしかの事故や怪我もある程度考慮に入れなければ成らない為、事故等のアクシデントが無かった場合には無駄になる事にもお金を掛け、注意をしなければ成りません。
現在はそういった部分に予算を使えるほど楽な環境ではありません。
上記した様々な理由から、やっても視聴率が期待できない事も重要な理由の一つです。
寧ろ、視聴率が見込めない物には一切の出資は許されません。
視聴率を期待しても外れる事が多い昨今では尚更です。
赤字出してもいいし、視聴率が悪くてもいいから良いもの、面白い物を作ろうと言う姿勢は元来日本には有りません。
ドラマの黄金期、バブル前後は、赤字を出しても宣伝効果が期待出来たし、それなりに儲けてもいたのです。
だから、多少一般受けしなくとも、面白い企画を通そうとする機運もありました。
が、今そんなことをすればあっという間に企業が傾きます。
NHKでさえ、度重なる不祥事に起因する所も大きいですが、視聴率、対予算効果に非常に神経を使っています。
これが現実です。
お礼
ありがとうございます。 カーチェイスとか好きだったんですけどね。