布団乾燥機をかけっぱなしでの外出はやや危険かもしれません。
過去に布団乾燥機をかけたままで出かけ、帰宅すると布団が燃えていたということが話題になったことがあります。
やや古い布団ですと、使われている素材とその劣化等により自然発火する場合があるそうです。
布団乾燥機や洗濯乾燥機のマニュアルには「衣類の素材によっては乾燥後自然発火が起こる場合もある」と
書かれているものがあります。
使い古された衣類や布団はその素材から微量の黄リンが析出し、布団乾燥機の熱により自然発火することが
稀にあり、実際に火事になった例があるそうです。また廃タイヤなどが夏場に自然発火することはよく知られて
いますが、こちらも同じ理由によるものがあるそうです。
また、布団内あるいはその近くにライターやスプレー缶などが乾燥機の熱により、破裂や発火するケースも
報告されています。
みなさんご指摘のように布団乾燥機側のトラブルももちろん怖いのですが、布団側や気が付かない部分での
問題で火災が発生するケースもあり、かけっぱなしの外出はお薦めいたしかねます。
補足
衣類や布団から析出する黄リンというのは何に由来するものですか?