一般には、プレス(報道)プロ=ニコン、スポーツプロ=キヤノンの図式ができあがっていますが、そのような流れが出来た理由はというと・・・
報道機関に出向いたサービス体制を整えたニコン、各種の競技会場にサービスポイントを用意して最前線での修理・調整や代替機の貸し出し体制を整えたキヤノン・・・ということで、サポートも重要視されるので、性能だけで棲み分けが出来た訳ではないです。
フィルム時代は、ミノルタを使っていた婦人科の大家もいましたし、ネイチャー系ではオリンパスOMシリーズを使うプロが多かったですね(ネイチャーなら、デジタル時代もフォーサーズ(規格上コンパクト)のオリンパス かな)・・・あと、戦場系はHDフジカ派がいましたね。また、風景やスタジオカメラマンは、ハッセルやリンホフなどの中判~大判カメラを使っている人も多いです。
報道やスポーツを目指すのなら、レンズ等の資産、機材になれる等、自ずから、どのメーカーにすれば良いかが決まってくると思います。
婦人科やネイチャー系なら、好きなカメラを使えばいいと思います。また、プロに師事する場合は先生の使っているカメラと同じ操作系のカメラがいいでしょう。
そのうち名前が売れてきたら、どこかのメーカーから「うちのカメラを使ってください」とスポンサー契約がくるかも知れませんね。
予算はありそうですが、カメラだけの一点豪華主義は避けた方が良いでしょう。どの分野を目指すのかは判りませんが、レンズ、三脚、ストロボなどの周辺機材のことも考えましょう。
#4さんも書かれていますが、プロ=最高級機ではないようです。適材適所ということもあるでしょうし、予算に限りがあるときには、予備機を用意するため、最高級機1台ではなく「普及機2台」を選択することもあるようです。
お礼
ニコンかキャノンと思っていたので、フジの話は新鮮でした。 そうなんですね。。。 まずはキャノンを使ってみたいと思います。 ありがとうございました!