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ドラム式洗濯機のメリット

ドラム式洗濯機のメリットって何でしょうか。家は乾燥機能なしの全自動洗濯機で、今のところ乾燥機能は必要ありません。形はいいですね。近未来的な感じがします。でも価格がありえない位開きがあります。なぜあんなに高いのでしょうか。ご教授下さい。

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  • reglus
  • ベストアンサー率41% (149/356)
回答No.2

住宅設備の設計してます。いつもは使用者の立場で回答してますが、今回は専門家として回答します。 実質的なメリットは1台で洗濯と乾燥両方が出来て、場所を取らないというだけですね。 メーカーは、電気代や水道代が安くなると言ってますけど、現在の商品は技術的にまだまだ未完成で、水道料金はともかく実使用での電気料金は高上がりです。 値段が高いのは技術的に完成度が低いためです。壊れやすい、予定している挙動をしない、などの理由で総合的に価格が高くなってしまっています。 乾燥機能を付けるためには、重力と遠心力で洗濯物の回転をコントロールする事になりますが、そのためにドラムを横軸で回すと、いろいろ問題が出てきます。 一番は脱水時に、洗濯物が重力によって下にたまりやすくなる事です。一部分に洗濯物が溜まると、ドラムを回したときその荷重が遠心力と合算されるために、均一な遠心力が生まれず横揺れが大きくなります。 この揺れを制動するために各社とも様々な努力をしてますが、もともとが物理の基本法則であるために、根本的な解決策が出せません。 さらに、ドラムは片軸で回さなくてはなりません。両軸構造で回すのが良いのですが、片軸のもう一方は洗濯物の取り出し口になっていますので、東芝の一部機種を除けば片軸でドラムを回す構造になっています。 片軸で回すと軸の根元と先端で遠心力に差が出てきます。これは軸の耐久性を悪くしてしまいます。 コインランドリーの大型洗濯機・乾燥機はこういった問題を解決するために、がっちりした構造の筐体や軸を使っています。家庭用ではこれが出来ません。洗濯機の重さが200kgなんてなってしまったら、設置できない家庭がほとんどだからです。 言ってみれば現在のドラム式洗濯機の開発競争は、不可能に挑むギリシャ神話のようなもので、技術的に完成とは程遠いシロモノなんです。 このため、開発費はもとより故障時のサービス頻度も上がりますから、サービス費用としてある程度の金額を含めておかなくてはいけません。 結果として、洗濯機としては不似合いな価格になっているわけです。 いくら高度な技術を使っていても、技術が安定していて量産出来る物は安く売られます。パソコンにしてもそうですし、液晶テレビも安くなってきてますよね。高度な技術を使い、なおかつ技術が安定していないものは、いくら年数が経っても高いままです。

aymyun08
質問者

お礼

値段が高いのは技術的に完成度が低い。意外でした。消費者としては高額商品なので逆のことを期待してしまいます。サービス費用を考慮しているから・・。そうなんですか。とても参考になりました。有難うございます。

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その他の回答 (1)

  • Roman0
  • ベストアンサー率18% (118/628)
回答No.1

 価格が高いのは、乾燥機能付きであったり、傾いたドラムに洗濯物を入れて回転させても振動させないような高度な制御をしているからです。  メリットは、一発で洗濯・乾燥ができ、入れ替えの必要が無い点と、水の消費が少ないことです。  もっとも、乾燥中に熱気を水道水で冷却する機種もあり、乾燥まで考えるとちょっと…というものもあるので、ご注意。それでも、洗濯だけするなら水の消費は縦型よりもずっと少なくなります。  ヒートポンプタイプの機種は、乾燥に水は使いませんが、ヒートポンプ機構を搭載するため、また価格が上がります。でも、ランニングコストは非常に低くなるので、大事に使えばトータルではお得になりますね。

aymyun08
質問者

お礼

トータルで得になるんですか。買い替えの際の参考にします。有難うございます。

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