谷山浩子の曲は全部好きです。無名ですが、中島みゆきの先輩格という、超大物の実力者です。
The ALFEEは昔は好きでした。でもDNA Communicationをピークに、あとは進歩がないって感じかな。
クラシックでは、シュトラビンスキーが最高。
最後に超マイナー系ですが、グルジア合唱が好きです。UNESCOの無形世界遺産にもなっているというこの音楽、合唱が好きな人が聞くと、強烈なインパクトがあります。通常の和声理論ではなく、古代ギリシャの和声理論を使っているので、現代人の耳には、不協和音と和音の交代が、リズムを作っているように見えるのです。発声的には通常のベルカント(普通の西洋音楽の発生法)のほか、ヨーデルやなんだか分からない発生法も使います。だからといってキレイにハモる能力がないわけではありません。首都トビリシを歌ったPOPSを聞いていたら、例によってグルジア風のわけの分からない和音も多いのですが、男1人、女2人などという、いかにもハモりにくそうな曲を、きっちりハモらせてましたね。伝統的にはバリトンくらいの高さの男3人で、まん中の人が主旋律という曲が多いのですが、女声や混声もあります。