WindowsXPではMS-DOS画面のプロンプトではなくNTDOSから起動したテキスト画面で作業を行います。入力欄も全てユーザーインターフェースになっていますから、そう難しくないはずです。
XPのライセンスCD-ROMから起動した場合は、次のようになります。
XPのCDをセットしてCDROMから起動するとPress Any Keyの指示があります。
何かキーを押すとCDからNTDOSを起動します。キーを押さなければ、ハードディスクなど別のメディアを読み込みます。
RAIDなどの特殊構成がある場合は、NTDOS読み込み開始時にPress F6の指示が出ますので、そこでF6キーを押して必要なドライバディスクをセットし、NTDOS上にロードします。
ドライバの読み込みが全て完了するとWindowsXPセットアップ画面が表示されます。キー入力を求められます。
Enterキーを押すとセットアップ画面(新規インストール)へ移動します。
Rキーを押すとシステム回復メニューが表示され、システム回復コンソール(NTDOSプロンプト)によるシステム回復と、上書き修復が選べます。
Enterキーを押します。
F8キーを押してEULAに同意します。
キーボードタイプを選択します。日本語の場合は半角/全角キーを押してください。Yキーを押します。
パーティションの選択画面が表示されます。
ここがFDiskとFormatを兼ね備えた画面となります。
インストール先のドライブを指定してください。選択したパーティションを削除する場合は、Dを押します。ここでWindowsXPがセットアップされているパーティションにDキーで削除せずにセットアップを指示した場合は、その後の画面で上書きか、新規インストールかの確認画面となります。
全てを削除するなら、全てのパーティションをDキーで削除し、
次に進みパーティションの容量を指定します。
後は、フォーマットを自動的に行い、セットアップに進みます。
DOS時代のようにフォーマット指示のコマンドは一切使いません。
全てUIに説明が表示され、それをしっかりと読めばセットアップは難なく行えます。
尚、NECや富士通などメーカー製独自のリカバリディスクの場合は、各メーカーのマニュアルに書かれている説明書を参照してください。多くの場合はNTDOSを利用しない独自のリカバリシステムが組み込まれています。
お礼
ご丁寧な解説ありがとうございます。パーテーションの選択の所でフォーマット出来るのですね。丁度リカバリーした際にどういう意味か迷った所でした。実行してみたいと思います。