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コーダル・チューンをモーダルに演奏する方法(含マイルス・バンドのアプローチ)
音楽理論はあまり詳しくないので、とんちんかんなことを言っているかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします。 コード進行の付された楽曲をモーダルに演奏するとは、そもそもどういうことなのですか? たとえば、枯葉にはCm→F7→B♭という進行がありますよね。その場合、Cmの時にはマイナー系のモードを、F7の時にはセブンスに見合うモードを、B♭の時にはそれに見合うモードを...といった具合に演奏すればよいのですか? そうだとすれば、枯葉は、モーダル・インターチェンジが半端じゃなく多い楽曲ということになります。それでは、コードに忠実に演奏しているときとなんら変わらないようにも思えます。 63~64年代のマイルス・バンドは、スタンダードをモーダルにやっていたという説明がされています。確かに私もそう思います。それは、ワン・コーラスにもわたって、コードが進行せずに、停滞している箇所がたくさんあるからです。 こういったアプローチは、コード進行があるにもかかわらず、どうして可能なのですか?そして、どうやっているのでしょう? わたしの考えでは、B♭がキーの楽曲なら、B♭に合致するモードを全員でやって、誰かの合図とともにまたコーダルに戻る、という手法がとられているように思います。見当違いでしょうか?
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- tcnq
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素人の意見です。 始めのテーマ部分では、そのスタンダード曲の通常のコード進行で演奏するけれど、アドリブになったら そのコード進行はもう止めて、その代わりに、Impressionsみたいにいくつかのモード(D-Ebドリアンとか) だけで演奏しているのではないでしょうか。アドリブ部分だけ聴いていたらとてもそのスタンダード曲とは 思えませんし。
- hirosukesan
- ベストアンサー率33% (8/24)
答えというか考え方です。 モード奏法は、複雑化して行ったコード進行を単純化するための方法です。 ツーファイブを主体としたフレージングはチャーリーパーカーやキャノンボールあたりで行き着いてしまい、当時の次世代の奏法としてクールスタイルやモード奏法ができたんだと思います。 コードが進行しないのではなく、コードつまり調を使っていないのです。明確なメジャーとかマイナーさえ出さずに、つまりそんなことさえいらないように単純化して演奏しているんです。 で、演奏の仕方ですが、完全4度の和音は無調制ですので、それに乗っけるフレージングを練習してみてはいかがでしょう。 モードという言葉に振り回されてクラッシックのモードを充てて考えると土壺にはまります。無調制の弾き方を身につけると考えて、モードの有名な曲で雰囲気を出せるようになれば、他にも応用できるようになっていきます。 昔は流行りましたが、今では持ってるフレージングの1つと考えればいいと思います。例えばコンボでしたら、フロントがモーダルに演奏したらバックはペダルで動かないなどです。