- ベストアンサー
絵画の贋作について
カテゴリ的にここでよいのか迷ったんですが…。 絵画にちょっと興味があるので、ここ半年くらいよく色々な雑誌や 美術関係のマンガを読んだりしていたのですが、よく贋作について 出てきますよね? 『どうやったらプロでも見分けられないほどそっくりに描くんだろう』等 疑問や、どんな有名な贋作事件があったのか等に興味があるので、 オススメの、本などがありましたら、出版社や著者、またはタイトルだけでも 教えてください。おねがいします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
こんにちは。一時期私も贋作関係の本を読みふけったことがありますので、 その時に面白かった本を挙げてみますね。 グイグイと引き込まれて一番面白かったのは、以前同じようなご質問に回答した ◆「贋作への情熱―ルグロ事件の真相 」レアル ルサール /中央公論社 です。あらすじはそちらに詳しく書きましたので参考URLをご覧下さい。 ◆「迷宮の美術」瀬木慎一/芸術新聞社~資料が多く研究書的 ◆「贋作者列伝」種村季弘/青土社 フェルメールの緻密な贋作で世界を欺いたことで有名なファン・メーヘレン以下 何人もの贋作者の話が綴られています。 ◆「贋作者」トム・キーティング、ジェラルディン・ノーマン/新潮社 美術修復家であり贋作者でもあったキーティングの告白本です。 なぜ贋作に携わるようになったか、贋作の方法などが書かれていて興味深い一冊。 ◆「にせもの美術史―メトロポリタン美術館長と贋作者たちの頭脳戦」 トマス・ホーヴィング/ 朝日文庫 NYのメトロポリタン美術館の元館長が書いた本。 贋作がどうやって作られ、どのように美術マーケットに入ってくるか、 そしてそれを見破る方法などが書かれていて、これまた面白い一冊です。 ホーヴィングは他にも美術関係のミステリー(フィクション)の「名画狩り(文春文庫)」 なども書いていますが、どれも実体験に基づいているだけにリアルです。 ◆「贋作」クリフォード・アーヴィング/早川書房 ピカソ、マチス、ルノアールなどの贋作を描きその作品には日本の美術館にも騙され 購入したという天才贋作者エルミア・デ・ホーリーの伝記。この話が元になって 映画「オーソン・ウェルズのフェイク」が作られました。 上記の本は絶版のものも多いのですが、図書館などで見つけることが出来ると思います。 思いきり、アヤシイ贋作の世界に浸ってください(笑)。 ご参考になれば嬉しいです。
その他の回答 (1)
- arumagiro
- ベストアンサー率27% (408/1468)
>どうやったらプロでも見分けられないほどそっくりに描くんだろう こちらは、古い絵画の場合には作家の死後に価値が認められた物も多いと思いますが、そうなるとどの絵がその作家のものかを決めるのが、プロでも難しいからではないでしょうか。 作家も人間ですので、書き方が時によって変化したりするかと思いますので、決めるのが非常に難しいのではないでしょうか。 現存する絵であっても、100%真作といえないものも多いのではないでしょうか。 私の知ってる事件はメーヘレンぐらいですが。
お礼
これから本を読んで、じっくり考察してみたいと思います。 ありがとうございました。
お礼
詳しい紹介ありがとうございます。 図書館などで借りると、好きなときに読めないので できる限り、購入できるように探してみます。 ありがとうございました。