- ベストアンサー
「ほかのアプリケーションを無視する」オプションの存在目的は?
「Excel 2003、Excel 2002、Excel 2000 でファイルをダブルクリックしても開くことができない」という質問はFAQの一つであることも、その常套対策の一つが「ほか(他)のアプリケーションを無視する」オプションをオフにすることも承知しています。 ヘルプによれば、「ほか(他)のアプリケーションを無視する」とは「DDE(Dynamic Data Exchange)を使う他のアプリケーションとデータを交換しないようにします」のようだけど、[参考URL」に示す記事を読んでも、私には解説が専門的過ぎてよくは理解できていません。 そこで「ほか(他)のアプリケーションを無視する」オプションを実際に使用している方に教えてもらいたいのですが、当該オプションを使用せざるを得ない状況を私のような素人にも分かるように解説していただけないでしょうか? なお、Excel で当該オプションを使用した経験のない方は回答をご遠慮ください。 [参考URL]: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%95%E7%9A%84%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E4%BA%A4%E6%8F%9B
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。 >Excel で当該オプションを使用した経験のない オプション自体は、経験のあるなしは、この際、あまり関係ないようにも思うのです。お聞きになっているのは、「DDE」のことでしょうか? DDEについては、かなり古い技術で、ExcelやWord自体からでは、もはや、実験的なマクロでしか使いません。MS-Office内では、OLEに変わってしまいました。そのほうが通信スピードが速いからです。 しかし、未だに、計測機器などのソフトウェアでは、DDE通信し、Excelにその取得したデータを流しているものもあるようです。DDEの接続についての質問は、ここの掲示板でも時々出てきます。 多くのここでの問題は、DDEを接続したまま、VBAを使いたいという方や、そのDDEの通信データをマクロで加工したい、というわけです。ところが、割り込みされてしまうから、VBAが使えないということです。ご質問者は、DDE通信をしていることを明かさないというか、気がついていないので、VBAコードが動かない、ということで、始めて、回答者側が気がつくというケースがほとんどです。 話は戻りますが、時系列で、計測機器から、DDE通信を使ってデータをExcelのファイルを書き換えていきます。接続方法も、計測機器からRS232Cのシリアルポートを経由して、ソフトウェアでDDEのデータを、Excelのブックに直接流すことが可能なわけです。 つまり、ご質問のWikiの説明のように、DDEの送信側から、Excel等のファイル名指定でオープンも可能になるわけです。それは、せっかく取得したデータを改変されたくないので、データ保全のためにDDE接続は勝手にするのは困ります、という指定も必要になります。 現実には、DDE通信で接続しなければ流れないはずですが、ハード的な解決だけというわけにもいかないわけです。せっかく取得したデータを書き換えてもらっては困るような場合もあります。そうすると、計測機器側のソフトウェアからDDE接続に対して、MS-Officeの明示的な、DDE通信拒否の選択を行いたいということもあるのかと思います。そのためのオプションと考えてもよいかと思います。しかし、複数の人が、同じ計測機器を使いデータ取得するということがない限りは、それほど間違いは起こらないようにも思います。今は、そのようなオプションを使う人は少ないかもしれません。 なお、簡単な仕組みについて解説しているのは、Office VBA のVer.5 の解説書に多少書かれている程度です。私の手元にある計測システムのプログラミング(2000年)の書籍にも、そういうシステムは触れられていません。もう、OLEになってしまっています。
その他の回答 (2)
- imogasi
- ベストアンサー率27% (4737/17069)
適切な回答もでて、ご満足でしょう。 しかし、質問の中の >Excel で当該オプションを使用した経験のない方は回答をご遠慮ください。 とか #1の補足欄の表現はご回答者に対し、どうかと思う。 質問者は質問で、回答者を試験してるわけではないのだから、「>回答をご遠慮ください。」は穏やかでない。 わざわざ書かなくても今までの経験から、自信のない方は回答しません。 #1の補足などの書き振りから、優秀な方であることはわかりますが。 ーー ついでに、回答は DDEーOLE の線の話題になってますが、Wikiにもありました、COMという仕組みに興味を移されては、と思いました。私などは十分判ってないですが。
お礼
“叱咤”をありがとうございました。
- chie65536
- ベストアンサー率41% (2512/6032)
エクセルのファイルは、データの変更をせず「開いて、セルの上のカーソルを動かして、閉じる」と言う操作をしただけで、ファイルの更新日付が書き変わってしまいます。 場合によっては「ファイルをダブルクリックして開いただけ」で、ファイルの更新日付が書き変わってしまいます。 ファイルの更新日付によりファイルの新旧を調べ新しくなった場合にバックアップを行うとか、更新された場合にとても時間が掛かる重たい処理をしなければならないとか、ファイルの更新日付が重要な意味を持つ場合に「データが変わってないのに更新日付が書き変わってしまう」と、やらなくても良い筈の処理を行ってしまう事になります。 なので、そういう場合は「ダブルクリック操作や、他のアプリから安易に開いたりしないようにし、ファイルを更新する場合は、エクセル本体を能動的に起動して、エクセル本体からしか開けない」と言う状態にしておく必要があります。 その方法として「ほか(他)のアプリケーションを無視する、をオンにする」と言うのを使用します。 これで「うっかりダブルクリックしてファイルの更新日付が変わっちゃう」のを防ぐ事が出来ます(とても不便ですけどね)
補足
「ファイルの更新日付」とは何のことでしょうか? [表示]→[詳細]に設定した[エクスプローラ]に表示される[更新日時]欄の各ファイルのタイムスタンプのことなら、 》「ファイルをダブルクリックして開いただけ」で、ファイルの 》更新日付が書き変わってしまいます。 は間違いではないですか? 確かに、そこの[更新日時]は変わりますが、変わるのは該当ブックを開いているときだけの表示であって、上書きせずにブックを閉じれば表示が元に戻ると理解しています。 また、「ほかのアプリケーションを無視する」をオンにして、Excel を起動して[ファイル]→[開く]から既存ブックを開いても、[更新日付]の表示は変わります。 従って、失礼ではありますが、折角いただいたコメントは私の質問に対する回答になっていないと思います。私は何か誤解していますか?
お礼
お蔭さまで「ほかのアプリケーションを無視する」オプションの存在理由が、概念的にではありますが、理解できました。 ありがとうございました。