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後手三間を指す人の自信は一体どこからきてるの?
将棋始めたばかりです。 三間飛車を得意戦法にしようとオモッって定跡勉強してます。 今、青野照市さんの「先手三間飛車破り」を少しつづ読んでます。 この本は前半が後手三間飛車の破り方を解説してます。 先ほどその「後手三間飛車」のところを読み終わりました。 これ見てると、後手三間は、居飛車急戦で正確にしかけられたら、絶対ダメダメダメ!って思います。それなのに、実際、後手で三間に振る人の自信はどこからくるのでしょう? 石田流じゃなく、▲25歩△33角とする後手三間です。
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後手3間、4二銀型。先手5七銀左型で3七桂。後手が2二飛と回ったときに、5五歩、同歩、4五歩と仕掛ける。以下後手5三銀(これが最善)、4六銀、5六歩、4四歩、同銀、4五歩、5三銀、3三角成、同桂、8八角、4二金、4七銀、2一飛、5六銀、5四銀(定跡手順)この局面はぼ互角の形勢とある。途中、8八角で4七銀とする順や4二金で4三金や4二銀と受ける変化もある。この定跡は昔から先手よしのイメージが強いが、実際には先手もそう簡単に有利になるわけではない。居飛車の仕掛けとして一応あるということだ。桂をはねない場合。4五歩のときに、7二銀と美濃の完成を急ぐと、4五歩の仕掛けが成立する。よって、7二銀でなく、5二金左とする。対して3七桂、2二飛とすると、上記の変化になる。そこで、5二金左にすぐ4五歩と仕掛ける。以下同歩、55歩同歩、3七桂、5六歩、2四歩、同歩、3三角成、同銀、4五桂、4六角と進むのが一つ定跡。ねじりあいになるとある。以上「現代に生きる大山振飛車」より引用しました。
- gambit
- ベストアンサー率36% (16/44)
「コーヤン流三間飛車の極意急戦編」絶版になっているかもしれませんが、後手三間の指し方が詳しく載ってます。例えば、「先手三間飛車破り」P55あたり(42銀型ですね。)55歩同歩45歩の局面ですが、以下53銀46銀の時、54銀(P56下段)55銀同銀同角43金64角、ここで53歩(45歩ではなく)以下55角62飛68金直65銀、その後11Pに及ぶ解説付きでとても詳しいです。 私が先手居飛車の時、愛用しているのが、「振り飛車破り超急戦ガイド」の超急戦です。54歩型に37桂と跳ねずに、55歩同歩45歩と仕掛けるタイプです。その後、返し業が開発されている部分もありますが、私なりにその対策も一応考えてあります。普通の急戦で潰す自信がないので超急戦をすることにしています。 私が後手三間を指す時、超急戦に備えて、「先手三間飛車破り」のP16、35歩の反発(ただし53歩型)を利用しています。54銀と逃げる余裕があるので(34銀だと飛車先が重い)、24歩に同角と取れ、3筋を攻めれるのがいいです。この局面は難解(私にとっては)としかいいようがないです。
- tosembow
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その定跡書の仕掛けの局面とまったく同じ局面を持って指した経験はおありでしょうか。それで質問者様は勝率100%なのでしょうか。実際にそうならないことのほうが多いのではありませんか? また、定跡書で「これにて先手良し」とされているような局面からでも、アマ初段程度ならどっちが勝ってもおかしくない、ということはよくありますよ。 あるいは、途中の変化をはしょって、きれいに攻めが決まる手順のみを載せている本というのもたくさん存在します。その本は欠陥品なのではなく、一つの手順、戦い方を解説しているに過ぎないのでそれでいいのですよ。
お礼
>の定跡書の仕掛けの局面とまったく同じ局面を持って指した経験はおありでしょうか。それで質問者様は勝率100%なのでしょうか。 一体何を仰りたいのか、理解に苦しみますね。 定跡どおりに進んで100%の勝率? 後手三間は、居飛車に急戦でこられたら、なかなか攻め切ることができなくて勝率が悪くなることを筋道立てて説明してる本を読んで、すっかり後手三間を指す気がなくなったから、この質問をしてみたんです。 私が先手で後手三間に出会って、居飛車にできる状況でしたら、是非この定跡使ってみるでしょうね。(居飛車嫌いなので、あまりしませんけど)しっかり覚えてたら、よっぽどの実力者でもない限り、後手三間は攻めきれないっていう「先」がわかりますから。
急戦がどういうものか、分かりません。3間飛車に対する急戦では、早く右桂をはねてからの先手4五歩と5五歩をからめたものが有名ですが、プロ間の3間飛車に対する主流は、穴熊や左美濃になっています。ですから、そんなに簡単に急戦ではつぶれないはずです。手順がわかりませんので、補足を願います。
補足
>3間飛車に対する主流は、穴熊や左美濃 それは先手三間のことではありませんか? 三間飛車の持久戦定跡本はすべて先手三間でしたよ。 後手三間相手に向かい飛車ならともかく、わざわざ持久戦にする必要はないと思いますが。慎重になりがちなプロ同士の対戦で、急戦を指す人が少ないから、後手三間に急戦はきかないというのは、説得力にかけると思います。。 >そんなに簡単に急戦ではつぶれないはずです。 それをこちらがお聞きしてるんです。一体どういった手順なんですか? 攻め潰されてるんですよ、この本では。(東大将棋でも) 後手三間飛車の急戦定跡本は、東大将棋、羽生の頭脳にもありますが、三間飛車側がよくなる場合は、居飛車側が指し手を間違えた場合のみでした。 >3間飛車に対する急戦では、早く右桂をはねてからの先手4五歩と5五歩をからめたものが有名ですが 大体、そのようなものですよ。 ですが、著者が100ページもの分量を割いて説明している細かな後手三間vs急戦定跡を、ここの補足に全て書き出すのは無理です。 ご自分で購入してください。
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お礼
昨日は感情的になって、大変失礼なお返事をしたことをお詫びします。 (半端な知識で、あちこち専門家面して質問者をひやかしたり、答えるつもりもないのに補足要求をする回答者かと思ってしまってました。。すみません。(〃_ _)σ?) >8八角で4七銀とする順や4二金で4三金や4二銀と受ける変化もある。 この後の変化を△42金、△43金、△43銀と分けて、それぞれ詳しく説明されてるんです。 △4二金 ▲4七銀 △3九角 ▲2六飛 △8四角成 ▲3五歩 △同 歩 ▲5六銀 △7四馬 ▲3五銀 △5五歩 ▲同 銀 △3八馬 ▲4六銀右 △4七歩 ▲3九歩 △同 馬 ここで、従来の定跡のように (1) 変化:59手 ▲5九金寄 △3二飛 ▲5四歩 △6二銀 ▲4七金 △3六歩 ▲同 飛 △3八馬 ▲4八金上 △2七馬 ▲3五飛 △2六馬 ▲3四歩 △3五馬 ▲同 銀 △3六歩 ▲同 金 △2八飛 ▲3八角 とするよりも、 (2) 変化:59手 ▲5四歩 △6二銀 ▲6六角 △同 馬 ▲同 銀 △2四歩 ▲3四歩 △2五桂 ▲同 桂 △同 歩 ▲3六飛 △2三飛 ▲5五角 として馬を消してしまうほうが、居飛車ハッキリ良い。と著者は言ってます。 変化:42手 △4三金 ▲2六飛 △2四歩 ▲同 歩 △2五歩 ▲同 桂 △2四飛 ▲3三桂成 △2六飛 ▲4三成桂 「と二枚替えの順でこられて、後手が悪くなる」と太字で書いてありました。 変化:42手 △4二銀 ▲4七銀 △2四歩 ▲3五歩 △同 歩 ▲2四歩 △2七歩 ▲同 飛 △2六歩 ▲同 飛 △5七歩成 ▲同 金 △1五角 ▲1六飛 △1四歩 ▲1五飛 △同 歩 ▲3四歩 △2四飛 ▲3三歩成 △2八飛成 ▲3八歩 △5一銀 ▲4四歩 △4二歩 ▲4三歩成 △同 歩 ▲4二歩 △1九龍 ▲4一歩成 △3九飛 ▲5九歩 △5三香 ▲5一と △同金引 ▲6八銀 △5七香成 ▲同銀引 で、後手、二枚飛車とはいえ、居飛車鉄壁! ・・・どれも、結構先手有利ですよ。。。後手三間飛車、先手急戦に対しては、どれも苦戦です。。
補足
この本の後手42銀型三間飛車に対する双方の最善策は、すぐに88角を打つことが前提なんですが。。 ▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △4四歩 ▲4八銀 △3二飛 ▲2五歩 △3三角 ▲6八玉 △4二銀 ▲7八玉 △6二玉 ▲5六歩 △7二玉 ▲5八金右 △8二玉 ▲9六歩 △9四歩 ▲3六歩 △5二金左 ▲4六歩 △5四歩 ▲6八銀 △7二銀 ▲5七銀左 △6四歩 ▲3七桂 △2二飛 ▲5五歩 △同 歩 ▲4五歩 △5三銀 ▲4六銀 △5六歩 ▲4四歩 △同 銀 ▲4五歩 △5三銀 ▲3三角成 △同 桂 ▲8八角 そのあとで、先ほど書いたような変化です。 だから、すぐに88角と居飛車側が打ってくると、どう対応しても悪くなりそうですが。。