こんにちは。
実際公募された方がいれば話が早いのですが…。
幼い頃から油絵などを描いてきたものからすると、(失礼な言い方ですが)「へ?こんな絵が?」と思うのも多数です。カンバスの白地が透けて見えていて、油絵の特性を感じませんし、特に今回も入選者から選ばれる特選などに選ばれた絵画を見ると(サイトで見れます)、同じような画風ばかりです。例えば、常に様々な絵画や彫刻などを展示している美術館などに足を運ぶと、そこには色んな画風のモノが存在しています。小学校、中学校などで聞いたことのある著名な画家の絵を思い出してみてもそれはわかります。それが当然であると思います。
決してケチをつけるわけではありませんが、公募された絵画が並べられて、審査員に瞬時に「入選」かそうでないかを決められる中で、ある一定の画風のものが選ばれてるのも確かではないかと思います。
「過去に、すばらしい画家が入選されて…」という評もありますが、個人的には、ある程度の話題性を持たせるための芸能人の入選もありえます。指導を受ける先生からも、二科展入選のコツみたいなものの伝授もあると思います。芸能人は下手!とは言いませんが、技量のあるかたなら判断できるとは思います、なんの前情報も無しでそれらの絵画を見せられても、「上手い!」とは思えません、趣味程度のものではありますが。もしそれら芸能人の絵をじっくり見る機会があれば観察してみてください。何枚描いていても同じ画風であり、入選したことのある絵を見ることができたなら、その他の入選者の方の絵とも見比べて見て下さい。
絵画というのは、表現するほうも、それを受け取る側も、基準なんて本当はあって無いようなもんです。どちらも、「いい!」と思えば「いい」わけなんです。例え、片方だけが満足するものだとしても。
何かにとらわれる事をしない、自由な画風、というのが趣旨だったように思えますが、皆、同じような画風であり、入選者も同じような画風なのは何故なのかは力の無い私には完全には知りえませんが…。
お礼
ご回答ありがとうございます。 なんとなく解りました。 親戚で短期の美大へ行ってたのがいたのですが、その人は、「みんな二科展なんか出さないもん。」と言っていました。