私は、1994年の日本ダービー(ナリタブライアンが2冠めを取った)の日から競馬に関わり始めた男です。
かなしい質問をなさらないでください。
例えば1~3月の段階でダービー馬はどれかと予想するようなもので、全くナンセンスです。
競馬は出走メンバー同士の「力関係」で決まりますが、レース確定後の枠順も大きく影響しています。それに下でお話しするように、人気も重要なファクターになります。競馬とはやはりファンも一体となってつくりあげられるものなのだと痛感します。純粋なスポーツではないのです。
ですから、能力から必ずこうなるとか、まだ対戦相手との関係もはっきりしていない状況から事を云々するのはナンセンスだと申し上げたのです。
とはいえ即役に立つという情報ではありませんが、気になっていることを率直にお話しします。長文ですみません。
NHKマイルCのピンクカメオは、イクスキューズがあれほど騒がれなければ
絶対に来なかったでしょう(何しろ競馬エイトでは裏1面を一杯に使って藤沢調教師のインタビューまで載せ、当馬を本命としていたヒロシTMの熱い語りが掲載されていました)。イクスキューズが掛って先行できた (すなわち、牡馬のレースでも能力の絶対値には遜色なかった) ことから、流れにのったイクスキューズがバテたのと入れ替えに、棚からボタモチのかの馬が最後方から突っ込むことなど、当の国枝師すら期待もしていなかった(師は新潟にいたのです!)。
極端にいいますと、Pカメオの激走を後押ししたのはヒロシTMと競馬エイトと言ってもよいかもしれません! そんなレベルで馬が来る来ないが決まるのかとお叱りを受けそうですが、それも競馬の重要なファクターです。
失礼ながらヒロシレベルのTM(失礼)と予想が合致してしまったことを恥じつつも、不本意ながら私もイクスキューズには注目し (下の札幌2才Sのレース振りから) 、MレーニアとOダイドウとの馬連2点は買ってしました。
まぁ、牡馬のレースで先行し、1着馬の陰の立役者となったイクスキューズには、私は秋天でルメール騎乗で人気薄ダンスインザムードが牡馬に混じりながらも連対してみせた以上の期待をもたざるを得ません、昨年の札幌2才Sで、藤岡JKが皐月賞前に「ボクの馬が3才で一番強い」とまで豪語していたNマースと0.1秒差に粘ったその脚力は相当なものです。
06 9/30 札幌2才S
1 ナムラマース 1.49.7 6-4-6-5
2 アドマイヤヘッド 1.49.8 5-4-4-2
3 イクスキューズ 1.49.8 1-1-1-1
4 フサイチオフトラ 1.49.9 4-4-4-2 (当馬は新馬戦で、その後G2スプリングSを勝つことになるフライングアップルを、3馬身ちぎって逃げ切った馬)
このことからも相当に能力を秘めた馬ですし、誓って藤沢師は、スイープトウショウ以上の馬になる(牝馬ながらG1宝塚記念を勝った)夢も持っていらっしゃるに違いありません。(ちなみにウオッカがダービーに参戦するのも、そのイクスキューズを相手にせずに阪神JFで勝てたからと思います)
数年経てばわかるはずです。
お礼
ありがとうございます! プラテアードですか。確かにプリンシパルでは2着にきましたね! 力はあるとは思ったのですがあそこでは足りないと思い買いませんでした。。 次走、注目してみます。