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DVDの価格の大差。
古い映画が、どんどんDVDになって嬉しいのですが、価格の差が大きいので、購入するのに悩んでしまいます。 たとえば「ウエスト・サイド物語」は¥2500なのに、「恋におちて」は、¥4700もします。 共に古い映画なのに、どうしてこんなに価格の差があるんでしょうか?
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ウエストサイド物語は20世紀FOXのスーパー・プライス第5弾に入っているのですよ。 そのため、期間限定で値下げされています。もしかすると、この期間を過ぎると値上げがあるかも知れませんよ。 これは、期間限定の値下げによって、売り上げが伸びるためで、FOXは年に何度か値下げする商品の項目を入れ替えて、2500円で販売しています。 簡単に言えば、販売戦略の一つです。 http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20020521/20cfox.htm (FOXの期間限定値下げ対象製品一覧) この手法は、ワーナー(ここが最初のはず)などのメーカーでも行っています。期間限定で安くなる商品を入れ替えることで、ほしい商品を安いうちに皆さん買われますから、その対象製品の売り上げが飛躍的に伸びるわけです。良い戦略です。 対して恋に落ちては、たぶんCICビクターの7月26日販売の製品では?これは、まだ販売前ですかね。予約段階。これは、新製品であることからこの価格で初期需要がある程度あるとして値下げしないか、もしくは対象にしてもあまり伸びないという見方もできる。 また、既に他の製品でキャンペーンを展開しており、今回は乗り遅れた。次の機会に値下げをするかも知れない。(いつになるかは分かりませんけどね) http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20020325/cic.htm (CICの現在値下げ対象製品一覧) ちなみに、もう少し書いておきますと、ビデオは予想売上高によって販売価格が異なります。たとえ、古い物でも、安くすれば高く売るより数が出て売れる(利益が高い場合より出る)と予想される場合は、最初からかなり下げて売ります。 また、DVDの内容にもよるというのもある。(これは既に解答があるので省きます) まあ、安く買うなら値下げ対象を買った方がお得ですね。私が買った製品はほとんどが値下げの対象になってしまった。(後から・・・ショックです)
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- kotex2
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まず、DVDのメディアおよびパッケージなどの原価は200円ほどで十分お釣りがきます。広告などのマーケティング費用などは一般商品と比べてそれほど必要ありません。なぜなら、「映画」というだけで、雑誌やテレビに挙って告知されるからです。 すなわち標準価格を高くするも安くするも完全なメーカーの戦略です。ちなみに私は映画会社の人間で、メーカーの営業方針などからも答えられるのですが、ちょっと規約に反しそうなので割愛させていただきます。
お礼
kotex2さん、その筋?の方からの御回答を頂いて、実情がわかって、本当に有難うございます。ウーム、原価たったの¥200円ですか~! なんか喫茶店のコーヒーと一緒で、ボロ儲けですね。4700円も出すのが、惜しくなってきました(^^)。 メーカーさんの営業方針とかを、教えて頂きたかったけど、残念無念。貴重な書き込みを、有難う御座いました。
- aminouchi
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DVDを開発したのは日本の会社ですが、基本的にはアメリカの映画会社などのコンテンツ販売のために日本の会社に依頼されたものです。で、その時の基本注文には片面で2時間半録画できること、媒体は20ドル程度で販売できることというものでした。 つまり、アメリカの映画会社などは当初からDVD一枚を20ドル、日本円にして2000円から2500円以内で売るつもりだったのです。ところが、DVDが実用化され、売られ始めた時に日本ではなぜか5000円弱の値段がついていました。立ち上がり当初でさほど売れないというリスクはあるもののやはりこの値段は高すぎです。それでも古い映画などを見たい人はその値段でも購入した(買う人がいれば値段は下がらない)ためになかなか値下がりしませんでした。 しかし、最近ではPS2でDVDを見られるようになったこともあり、販売数も伸びましたし、タイトルの数も増え、安くしても大丈夫あるいは安くしないと売れないという状態になってきました。つまり、売れるであろう数の予測と利益の関係から最適な価格が決定されますが、価格を低くしても充分儲けられる様になってきて、これが値段の差のできた基本的な原因です。もともと2500円程度できちんと利益が出るようになっていたものを5000円弱で売っていたのが不当なのです。 とはいえ、本当に珍しくマニアしか買わないようなものは相変わらず高いままです。かくいう私も「プリズナーNO6」6枚組を3万円弱で買いました。
お礼
aminouchiさん、ありがとうございます。業界の裏側?の事情を、詳しく書いて頂いて勉強になりました。PS2でDVDを観られるようになったことが価格的に大きな影響をもたらしたんですね。でもメジャーでない作品だと、実際は高額な値段で買うしかないのが辛いですね。
- MONKEYMONKEY
- ベストアンサー率25% (139/550)
正確な回答ができるかどうか不安ですが、まず、DVDはもともとメーカーの採算上どれも5000円以上(もっとかな?)したのですが、プレステ2発売時にまず最初にワーナー・ホームビデオが格安のDVDソフト販売という戦略に出ました。「ハリウッド・プライス」というやつです。プレステ2の所有者にこの機に「DVD購入の慣習」をつけてしまおうというわけです。この背景にはDVDソフトがビデオと違い、製作コストがとても安いという事があります。版権元への支払いは同額なので大量につくればつくるほど一枚あたりのコストは安くなります。しかし、大量に作っても売れなければ話になりません。ここが戦略の分かれ目なのですが、プレステ2という一気にDVDを見れるハードが世に出回るのを機にソフトによっては大量安価販売が可能だと判断したんだと思います。その時のソフトは「マトリックス」(のはず)です。果たして「マトリックス」は未だにDVD販売数の記録を持ってます。一旦DVDを買うという行為が慣習化されると次から出すソフトも大量販売が可能になってきます。しかし、実際ワーナー・ホームビデオがこの戦略によって採算上成功したかどうかは知りません。実際他社が格安戦略を基本的に見合わせている状況があったという事はかなりギリギリの線を狙っていたのではないかと思います。しかし、最近は他社も格安DVDを販売し始めたのでやはり成功だったのではないかと思います。というか、安いのが出てるので高いのが売れない?。そんな過渡期の状況ですので大量販売ソフトに選ばれた「ウエストサイド」は安くそうでない「恋におちて」は高いのでしょう。古い同士といっても知名度は全然違いますからね。ボクも欲しいDVDはことごとく「高い側」なので困ってます。どうしても欲しい場合、4700円が高いと考えるのではなく2500円が安すぎるのだと言い聞かせて買うしかないのでは。
お礼
MONKEYMONKEYさん、詳しい説明恐れ入ります。今はDVDの価格設定の、過渡期なんですね。メジャーな作品と、そうでない作品は売れ行きが違うので、こんなにも価格が違うんですね。もっと待てば安くなるかもしれませんね。回答して頂いて、ありがとうございました。
- HAL007
- ベストアンサー率29% (1751/5869)
古い映画はLDで買ってしまい、DVDは新しい映画が多いのでLDでの 話として書きます。(当てはまるかどうか自信がありません) 初版はたいていの場合高い値段が付きます。 内容的にも解説書入っていたり、劇場公開時にはカットされた部分が 入っていたり。また、予告編がおまけとして付いたりします。 再販になると本編だけで、しかも公開バージョンになるような傾向が ありました。
お礼
「ウエストサイド物語」は新発売では、ないようです。「恋におちて」は7月に発売予定です。初版、再販の違いで値段に、差が出るものなんですね。参考になりました。HAL007さん、ご回答ありがとうございました。
お礼
partsさん、有難うございます。「ウエスト・サイド物語」は、期間限定のキャンペーンで、安くなっているのですね!「恋におちて」が不当に高いわけではないことも、わかりました。【20世紀FOXと、CICビクターの値下げ対象製品一覧】のHPを載せて頂いて、助かります。[お気に入り]に入れて、これからもチェックしたいです。知りたいことを適確に教えて下さり、ありがとうございました。