Q/これは他の会社(16bit)とくらべて断然に音がいいのでしょうか?
A/Wide Bit Streem処理技術(ソニー製品で言えば)ですね。これは、16ビット演算の製品よりは音が良いはずですよ。
ただ、最近は16ビット演算する製品はないですね。
SONYは既にATRAC-TypeR仕様のDSP(24bit・倍精度演算)ですしね。松下(パナソニック)などの製品でも20や24bitを使っている製品もありますし・・・
ちなみに、MDの何ビットというのはどういう意味かというと、音声を何ビットの精度でATRAC(MDの圧縮方式)に変換するかということを指します。
高いほど、高精度で圧縮効率を上げ音質を上げてくれます。24ビット製品は1,5倍精度が高いことになります。
ついでにソニーが開発したATRAC-TypeRはただ24ビット化するだけではなく、圧縮演算するDSPエンジン自体の見直しによって、さらに倍精度の処理をします。
よってソニーから現在販売されているTypeRロゴの入った製品で録音すれば明らかに音が良いです。(再生に関しても効果ありです)
最近は、R909やE900型番でソニーもポータブル製品に使ってきていますけど・・・
元々MDの基本技術はソニーの開発した製品ですから、早期に下位の製品にも高性能DSPチップを搭載します。また、最上位はソニーの方が当然良くなりますし、下位でもそこそこの音質になります。
ということです。
最も音質が良いのは、ソニーのATRAC-TypeRを使った製品です。さらにMDLPでも音質が良いのは、最近販売された同社のATRAC-TypeSを搭載した製品ですね。
それらと比べていれば・・・当然ですが・・・そうでなくてもソニーの製品が良いパーツを使っている可能性は高い。