現在タイに住んでます。
日本人の女の子は顔つき、服装、そして色の白さでどこに行っても目立ちます。現在タイは気温30度ですが、彼女にはなるべく肌(とくに脚!)を露出させないように言ってあげてください。それに、お寺では短いスカート、膝丈のズボンは厳禁なんです。
南国に旅行だということで、現地の人もしないような開放的な格好や、いかにもバックパッカーといった格好の日本人もよく見ます。気負いすぎると変に目立つので、国内旅行に行くような手軽な格好がいいでしょう。
海外に行って現地の人が優しさに触れると、つい心を許してしまいがちですが油断大敵!昨年は日本人の女性個人旅行者が大変な目に遭いました(タクシー運転手に気を許したところ襲われそうになり、反抗したら殺されかけた!!)常に気を抜かないように言ってください、道を聞くときも身だしなみの整った若い女性か店員に聞くようにと。
屋台での食事もオススメできません。魚介類や肉が完全に加熱されていない場合もありますし、化学調味料で痺れたり、香菜で気持ちが悪くなる人もいます。実際に私の友達も屋台のご飯で食中毒になり、滞在の半分をホテルで過ごしました。「食べるとニキビや吹き出物がすっごく出るらしいよ」とでも言えば、きっと怖くて手を出さないでしょう。どうせ物価も安いのだし、日本では行けないような高級なレストランに行くように勧めてあげてください。
移動手段ですが、地下鉄やスカイトレインの走っている区域はほんのわずかなので、どうしてもタクシーになってしまいます。有名な観光地の場合、タクシーは最初からボッタくるつもりで客待ちしています。通常の初乗りは35B(100円ちょっと)ですが、ボラれる場合は日本人なら60B(約180円)、中国・韓国人なら50B(約150円)だそうです。それにしたって僅かな金額、変にイチャモンをつけて危険な目に遭うくらいなら、大人しくボラれたほうが良いってものです。ちなみに正規のタクシーだった場合、メーター使用中は車内のメーターに金額と小さな赤いランプが点灯します(金額がいつまでも変わらなくて、ランプが灯っていなかったら疑ったほうがいい)。万一危険だと感じた場合は、車内に張ってある車番などを携帯で写真に収めておくと、何かあった場合にスムーズに犯人が捕まります。
よほど変な場所に行かない限り、女子でもタイを満喫することはできます、変に冒険したがる人が危険な目に遭うのですから。持ち物としては、くれぐれも日焼け止め、サングラス、日傘、傘、コンタクトを使用する場合は目薬を忘れないように言ってあげてください。あと、トイレに紙が置いていないことも多いので、ポケットティッシュは必需品です。
彼女が帰国後に「楽しかったよ」と言った場合、次回から質問者様も同行すると彼女にとってもっと楽しい旅行になるでしょう。